薄毛になる原因と対策
抜け毛が増えたら見直したい習慣とは
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#AGA #はげ #薄毛 #育毛
薄毛の原因は人それぞれで、予防法や対策も症状によって大きく異なります。
遺伝的要因もあれば日々の生活習慣が関係する場合もあり、薄毛改善を目指すにはまず自らの薄毛の原因を突き止めることが大切です。
「薄毛が悪化している気がする」
「育毛剤を使っているが一向に改善しない」
このような薄毛のお悩みをお持ちの方のため、この記事では薄毛の原因とすぐにできる対策をご紹介します。
なお、あすか製薬メディカルは5~10本※の毛髪でAGAリスク及びDHT(AGAの原因の1つである男性ホルモン)値がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を提供しています。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください。
将来的な薄毛が心配な方、最近抜け毛が増えてきたと感じる方は、測定キットの活用をおすすめします。
※本検査キットは医師の診断に代わるものではありませんので、AGAが疑われる場合には医療機関にご相談ください。
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薄毛と「ヘアサイクル」の関係
薄毛の原因を知るために、まずは「ヘアサイクル(毛周期)」の仕組みを知っておきましょう。
正常なヘアサイクルは、下記の時期を経て抜ける・生えるというサイクルを繰り返しています。
期間 | 髪全体の割合 | |
成長期(早期・中期・後期) | 約2〜6年 | 約85〜90% |
退行期 | 約2週間 | 約1% |
休止期 | 約3ヶ月間 | 約9〜14% |
休止期を迎えた髪の毛は成長が止まり、やがて脱毛して新たな髪の毛として生え変わります。
日頃のブラッシングなど軽い力で抜けるため、1日50〜100本ほど抜けるのは自然なことです。
しかし、明らかに抜け毛が多い場合、何かしらの原因でヘアサイクルが乱れている可能性があります。
次章ではヘアサイクルが乱れる原因=薄毛の原因として考えられることを紹介していきます。
薄毛の主な原因
抜け毛が増えたり薄毛が悪化する主な原因は次の6つです。
- 男性ホルモン
- 遺伝
- 頭皮の血液循環不良
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
- 外的要因
ここからはそれぞれの原因をより詳しく見ていきましょう。
①男性ホルモン
薄毛と深く関係する男性ホルモンには、
- テストステロン
- ジヒドロテストステロン(DHT)
があります。
テストステロンは筋肉や骨格など、男性らしい身体づくりに欠かせないホルモンです。記憶力やモチベーションアップなど精神面にもいいメリットをもたらすもので、別名「モテホルモン」と表現されることがあります。
テストステロン自体は男性の健康維持にプラスの影響を与えます。しかし、5αリダクターゼと結合した時はより強力な男性ホルモンDHTに変換されるため注意しなければなりません。
というのも、DHTは「薄毛ホルモン」と言われる存在で、成人男性の身体ではネガティブなはたらきをするからです。DHTをきっかけに発症する疾患にはAGA(男性型脱毛症)や前立腺肥大症、前立腺がんなどがあげられます。
②遺伝
親が薄毛の場合、子や孫にも高い確率で遺伝することがわかっています。
遺伝によって引き継がれるのは、
- 5αリダクターゼの活性度
- 男性ホルモンレセプター(受容体)の感受性
という2つの遺伝子情報です。
5αリダクターゼはテストステロンをDHTに変換させるはたらきをするため、5αリダクターゼが活性しやすい=薄毛ホルモンが生成されやすいと言い換えられます。
さらに男性ホルモンレセプターの感受性が高い人というのは、DHTを取り込みやすい体質です。その結果、抜け毛の直接的原因である脱毛因子(TGF-β)を増加させてしまいます。
③頭皮の血液循環不良
毛髪は血液が運搬する栄養素や酸素をもとに成長するので、血行不良の方は毛髪の成長に必要な栄養が届きにくい傾向にあります。
血行不良の主な原因は運動不足で、身体を動かす習慣のない方は血の巡りが滞りやすい傾向にあります。
また長時間同じ姿勢でいることも血液循環の不良につながるため、デスクワークやPC・スマホ操作も注意すべきです。
④生活習慣の乱れ
栄養バランスの悪い食事や不規則な生活は薄毛を招く大きな原因です。
というのも、毛髪は日々の食事から摂取した栄養をもとに成長します。よって食事量が少ない、あるいは高脂質・高カロリーな食事が多いと頭皮に十分な栄養を届けられません。
また睡眠不足は毛髪の成長に必要なホルモンの分泌を妨げるため、夜更かしや細切れ睡眠は避けるべきです。
このほか過度な飲酒や喫煙も毛髪の成長に悪影響を及ぼします。
⑤ストレス
「ストレスで薄毛になる」とはよく言いますが、ストレスが薄毛を誘発するのは事実です。
私たちヒトの身体は強いストレスを受けると自律神経が乱れ、副交感神経が優位になります。副交感神経がはたらくと血管収縮が起こり、先述のとおり血行不良が生じます。
これにより毛髪が十分に成長できず、抜け毛が増えたり薄毛が進行してしまうのです。またストレスによる皮脂の過剰分泌が頭皮環境を悪化させ、毛穴のつまりや炎症など抜け毛の誘因となることもあります。
⑥外的要因
紫外線や肌に合わないシャンプーなどの外的要因も薄毛の原因の一つです。
紫外線を長時間浴びると頭皮が火傷を負うのと同じ状態になり、乾燥や炎症によって頭皮環境が悪化します。洗浄力の高いシャンプーも頭皮の水分を奪うので、結果的に抜け毛の増加につながります。
頭皮に負担をかけるという意味では、月に何度もパーマやカラーを繰り返す方も薄毛リスクが高いと言えるでしょう。
薄毛かも?抜け毛が増えたらチェックしたい5つの項目
「以前と比べて抜け毛が増えたかも?」と感じる方は、次の5項目で薄毛のセルフチェックをしてみましょう。
- 細くて短い抜け毛が多い
- 髪質が変化した(ハリやコシがなくなった)
- 生え際が後退している
- 頭頂部の皮膚が透けて見える
- 頭皮がベタつく、あるいは乾燥気味でフケが出やすい
薄毛が不安な方は、まず抜け毛の状態を確認してください。1本1本が産毛のように細く短いとヘアサイクルに乱れが生じている可能性が高いです。
男性の毛髪は通常3〜5年(女性は4〜6年)かけて成長するのですが、乱れたヘアサイクルではこの期間が大幅に短縮されます。
短い成長期では毛髪は十分な太さ(長さ)を保てず、未熟なまま抜け落ちてしまいます。
日本人男性の約3割が発症すると言われるAGA(男性型脱毛症)では、生え際やつむじ周辺の薄毛が顕著です。これはAGA発症に関わる5αリダクターゼが前頭部と頭頂部に多く分布するためです。
このほか頭皮のベタつきやフケも頭皮環境が悪化しているサインなので、症状改善のため早め早めの対策を心がけましょう。
上記チェックリストで気になる項目があった方には、薄毛リスクをより詳しく把握できる「毛髪ホルモン量測定キット」の使用がおすすめです。このキットはAGAリスク及びDHT値を段階的に評価するもので、ご自宅にいながら簡単に検査できます。
薄毛リスクがわかれば実際の薄毛治療にも役立つので、クリニック受診を検討されている方もぜひご活用ください。
薄毛対策をするなら|クリニックとセルフケア両方必要
効果的かつ効率的な薄毛対策を目指すなら、クリニックでの治療とセルフケア両方のアプローチが有効です。
- 生活習慣の改善
- ストレスの軽減・解消
- ヘアケアの見直し
- クリニックでの治療
具体的にどのような方法があるか、ここからは今すぐはじめられる対策と薄毛治療についてより詳しく解説していきます。
対策①生活習慣の改善
薄毛対策としてまず見直すべきは、食事や睡眠などの生活習慣です。
食事面で心がけたいのが良質なタンパク質を意識したメニューです。毛髪の主成分はケラチンで、ケラチンの80〜90%がタンパク質で構成されています。
つまり、タンパク質を中心とした食事を続けられれば健やかな毛髪の成長につながると言い換えられます。
育毛にはビタミン類や亜鉛も効果的なので、これらの栄養素をバランスよく取り入れましょう。外食が多い方はサプリメントの活用もおすすめです。
睡眠については、毎日同じ時間に入眠したりまとまった睡眠時間を確保することが大切です。朝すっきりと目覚められることを目標とし、就寝前の入浴やストレッチを取り入れることをおすすめします。
お酒好きな方は適量を守り、週1回以上の休肝日を設けましょう。喫煙習慣のある方は減煙からスタートし、最終的に断煙を目指していきたいところです。
対策③ストレスの軽減・解消
真面目で辛抱強く、責任感が強い人ほどストレスを感じやすいと言われています。
当てはまる方は自己犠牲のもと人間関係を成立させている場合が多いので、適度にストレスを発散していきましょう。
自分のために休暇を取得するのもいいですし、家族や友人とゆっくり食事するのもいいでしょう。運動で汗を流して気分転換できることもあります。
ストレスをゼロにするのは難しいかも知れませんが、少しでも心が楽になるよう自分なりの発散法を見つけてみてください。
対策④ヘアケアの見直し
薄毛が気になる方は、いま一度ご自身のヘアケアが適切かどうかを見直してみましょう。
誤ったヘアケアで多いのが、頭皮を清潔にしようと1日に何度もシャンプーすることです。過剰な洗髪は必要な皮脂まで落としてしまうので、シャンプーは1日1回までとしてください。
育毛効果を高めるヘアケアとしては、指の腹で頭部を刺激する頭皮マッサージもおすすめです。入浴中など身体があたたまった状態でマッサージし、血の巡りを改善させましょう。
対策⑤クリニックでの治療
クリニックでの薄毛治療は大きく分けて3種類あります。
- 内服薬と外用薬による投薬治療
- 成長因子を直接頭皮に注射する注入治療(メソセラピー/HARG療法)
- 薄毛部位に自毛を移植する植毛術
治療薬にはいくつか種類があり、医師が症状に合ったお薬を処方します。
投薬治療とあわせて、メソセラピーやHARG療法という治療方法もあります。こちらは3〜4週間に一度、半年〜1年の継続が必要となります。
また移植するのに十分な毛量があり、費用面もクリアできる方には植毛という選択肢もあります。どの方法を選ぶかは患者さんご自身で決められるので、薄毛でお悩みの方はお近くのクリニックに相談してみるといいでしょう。
薄毛にまつわる疑問
ここからは薄毛の原因や予防、治療法について多く寄せられるご質問にお答えしていきます。
Q. 女性の薄毛と男性の薄毛は原因が異なるのでしょうか?
基本的な原因は同じですが、女性と男性では薄毛症状に大きな違いがあります。
女性 | 男性 | |
---|---|---|
原因 | ・ホルモンバランスの乱れ ・過度なダイエットによる栄養不足 | ・男性ホルモン ・遺伝 |
症状 | 毛髪全体のボリュームが少なくなる | 前頭部と頭頂部の薄毛が目立つ |
女性の薄毛はホルモンバランスや生活習慣による影響が大きいです。とくに妊娠や出産、更年期など、ホルモンバランスが大きく変化するタイミングで抜け毛が増加する例が多く見られます。
一方、男性の薄毛は遺伝の影響を強く受けるのが特徴です。AGAを発症すると症状は悪化の一途をたどり、重症化するとセルフケアのみでの予防は困難となります。
Q. 薄毛隠しのスプレーは頭皮によくないのでしょうか?
長期間の使用はあまりおすすめできません。
薄毛隠しのスプレーは、粒子が毛穴を塞いでしまうので頭皮に負担がかかります。きちんと洗髪しなければ成分が地肌に残り、かゆみや炎症の原因となる可能性もあるでしょう。
あくまで薄毛隠しのためのアイテムなので、根本的な解決にはならない点も留意すべきです。
Q. 薄毛対策に漢方がよいと聞きましたが本当ですか?
血行不良や栄養不足の改善効果は期待できますが、薄毛ホルモンのはたらきを抑制したり発毛させることはできません。
Q. 高校生だけど薄毛が気になります。どうしたらいいですか?
まずは生活習慣の見直しとストレスをためない生活を心がけましょう。
ヘアケア面だとシャンプーは1日1回まで、スタイリング剤をしっかり落として頭皮を清潔に保ちます。それでも気になる方は、美容室で薄毛が目立たないヘアスタイルをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
クリニックでの治療は20歳以上でなければ受けられないので、成人まではセルフケアによる対策を継続してください。
Q. 薄毛の相談は皮膚科とAGAクリニックどちらにいけばいいのでしょうか?
症状によります。
生え際や頭頂部の薄毛でAGAとわかる症状が認められる場合、AGA治療のクリニックを受診するのがいいでしょう。
原因がわからない、あるいは円形脱毛症の場合は皮膚科にかかることをおすすめします。
Q. 薄毛治療は保険適用になるのでしょうか?
症状によります。
円形脱毛症は保険診療の対象ですが、AGA治療は自由診療に該当するため保険は適用されません。
まとめ
薄毛の原因にはいくつか種類があり、その内容や症状によって対処法も異なります。
薄毛予防のためには、まず薄毛の原因を特定すること。その上で適切な対策を講じることが大切です。
クリニックでの治療に抵抗がある方は、生活習慣やヘアケアの見直しなどできるものからはじめてみてはいかがでしょうか。
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