テストステロンが多い人の特徴
分泌量を増やす方法も紹介

テストステロンとは？健康維持に欠かせない男性ホルモン

テストステロンは男性ホルモンの一種で、身体的・精神的な健康を維持するために欠かせないものです。具体的には下記のような役割があると言われています。

• 骨格、筋肉を強化する
• 男性の生殖機能を向上させる
• ヒゲなどの体毛を濃くする
• 闘争心やチャレンジ精神を向上させる

見た目の男性らしさだけでなく、前向きな思考や決断力などの精神面にも大きく関わっています。

逆にテストステロンが減少すると疲れやすくなったり、抑うつ傾向になったりすることも。

テストステロンの働きについては、こちらの記事でも詳しく解説しているため参考にしてください。

テストステロンが多い男性の特徴

テストステロンが多い男性には、次のような特徴が現れやすいです。

身体的な特徴	・筋肉質で骨格ががっちりしている ・体力がある
精神的な特徴	・エネルギッシュで行動力がある ・社交性が高い ・現実的で計画性がある ・怒りに身を任せた行動をしない ・ポジティブ思考
性機能的な特徴	・恋愛に対して積極的 ・男性機能が高い ・性的欲求が高い

世間一般で言う「男らしい」という特徴が、テストステロンが多い男性には現れやすい傾向にあります。

ただしテストステロンが多くても、必ずしも上記のような特徴があるわけではありません。あくまでも傾向があるだけ、ということは覚えておきましょう。

テストステロンが多いと顔つきに特徴は出る？

テストステロンと顔の筋・骨格に因果関係はありません。

ただし、表情や目つきに関しては、テストステロンの量で変化が出てくる可能性があります。

テストステロンが多い人はエネルギッシュでポジティブになると言われています。精神面からくる自信が、表情や目つきに反映されるのです。

顔そのものが変わらずとも、周囲から見た印象が変わってくる可能性は十分にあります。

テストステロンが少ない男性の特徴

テストステロンが少ない男性は、次のような特徴を持つことが多いです。

身体的な特徴	・筋肉がつきにくく肥満になりやすい ・体力が少なく疲れやすい
精神的な特徴	・注意力が散漫 ・諦めが早い ・計画性が低い ・イライラしやすく怒りっぽい ・感情の浮き沈みが激しい ・ネガティブ思考
性機能的な特徴	・恋愛に対して消極的 ・男性機能が低い ・性的欲求が少ない

テストステロンが多い男性とは逆で、心身ともに「男らしさ」がなくなる傾向にあります。

また、テストステロンが少ないと男性更年期障害を発症するおそれもあります。

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ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。

「テストステロン」は骨格、筋肉を強化するだけでなく

• 生活習慣病の予防やアンチエイジング
• 日々のバイタリティーやモチベーションを向上させる
• 男性の生殖機能を向上させる

など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。

使い方は簡単3ステップ！

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※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

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テストステロンを増やす方法

テストステロンを増やす方法を6つ紹介します。

1. 筋トレをする
2. 睡眠をしっかりとる
3. ストレスを溜めない
4. 食事を見直す
5. サプリを取り入れる
6. さまざまなことに挑戦する

テストステロンは心身の健康のために重要なホルモンです。参考にしてテストステロンを増やしましょう。

①筋トレをする

テストステロンを増加させるには、適度な運動が有効といわれています。筋肉が刺激を受けると、テストステロンの生成が促されるためです。

運動不足を感じている方は、筋トレや有酸素運動などを日常生活に取り入れましょう。

筋トレはスクワットや腕立て伏せなどの大きな筋肉を鍛えられるメニュー、有酸素運動は軽いランニングなどがおすすめです。

ただし運動のしすぎは強い疲労感が続き、逆にテストステロンを消費するおそれもあります。頑張りすぎず、適度な運動を心掛けましょう。

②睡眠をしっかりとる

ホルモンは寝ている間に分泌されるため、睡眠をしっかりとることが大切です。

5時間未満の睡眠を1週間続けることで、テストステロン値が10〜15%程度低下したという研究結果もあります。7時間程度は睡眠時間を確保するのが望ましいです。

※参考：UChicago Medical「Sleep loss lowers testosterone in healthy young men」

また時間だけでなく、睡眠の質を下げないように気をつけましょう。寝る前のスマホや飲酒、喫煙は睡眠の質を下げるおそれがあります。

質がいい睡眠をとれるよう、普段の生活を見直すことも大事です。

③ストレスを溜めない

テストステロンは、ストレスによって分泌量が減少するおそれがあります。ストレスは溜め込まずに、うまく解消しましょう。

ストレス解消には次のような活動がおすすめです。

ストレスの発散方法	具体例
運動する	散歩、ジョギング、ストレッチなど
休息をとる	お風呂やマッサージ、睡眠など
趣味を楽しむ	食事、ゲーム、絵を描く、歌うなど
気分転換を図る	旅行、買い物など
人とのつながりを持つ	家族や友人と話すなど

ストレスの解消方法はどのような形でも構いません。運動が苦手な方は室内で趣味を楽しむなど、生活スタイルに合わせてストレスの解消を図りましょう。

④食事を見直す

テストステロンは食事とも深いつながりがあるため、栄養バランスが偏っている方は食事を見直す必要があります。

とくにタンパク質をしっかり摂ることを心掛けましょう。

男性ホルモンを分泌するにはコレステロールやアミノ酸が欠かせません。これらの元となるのがタンパク質です。

加えてホルモン分泌など体内の働きを正常に保つには、ミネラルやビタミン類もバランス良く摂取する必要があります。

つまりバランスの取れた健康的な食事を摂ることが、正常なテストステロン値を維持するために重要です。

テストステロンを増やす栄養素や食べ物については、こちらの記事で詳しく解説しています。

⑤サプリを取り入れる

食事でまかないきれない栄養素は、サプリで補うのもおすすめです。

例えば亜鉛はテストステロンを増やす効果が期待できますが、含まれる食材が限られているため日常的に摂取するのは難しいです。

食事だけでは不足しがちな栄養素は、サプリを取り入れて補給するとよいでしょう。

ただし、サプリに頼りすぎるのは好ましくありません。まずは食事のバランスを整えることが大切です。

男性が摂取すべきサプリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

⑥さまざまなことに挑戦する

自信がつくとテストステロン量の増加が期待できるため、さまざまなことに挑戦して成功体験を増やすことが大切です。

例えば次のような活動は、成功体験を得つつテストステロン量を増加させる効果が期待できます。

活動	効果
登山	・有酸素運動と下半身の筋力トレーニングができ、テストステロンが高まりやすくなる ・寒さや木の香りで五感が刺激され、精神面によい効果が期待できる
マリンスポーツ （サーフィン、ダイビングなど）	・全身の筋肉を鍛えることで、テストステロンが高まりやすくなる ・波や海の生き物に恐怖を感じたり、冷たさで交感神経が刺激されたりすることで、テストステロンが分泌されやすくなる
格闘技 （キックボクシングなど）	・闘争心を煽ることでテストステロンが分泌されやすくなる ・ストレス発散効果が期待できる

今まで挑戦したことがないスポーツに挑戦すると新鮮さやドキドキ感を味わえます。

テストステロン量を増やしたい方は、今までに経験がないことに挑戦してみましょう。

テストステロンが多い人はハゲやすい？

テストステロンの多さは、薄毛の直接的な原因とはなりません。薄毛の原因は別の男性ホルモン「DHT（ジヒドロテストステロン）」です。

DHTはテストステロンが5αリダクターゼという受容体と結合することで生成され、その量が増えると薄毛が進行すると言われています。

テストステロンの量とDHTの量は比例しないため、テストステロンが多いからといって一概に薄毛になるとは限りません。

男性ホルモン＝薄毛の原因って本当？薄毛と男性ホルモンの関係をわかりやすく解説

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テストステロンに関するよくある疑問

テストステロンに関するよくある質問をまとめました。

Q. テストステロンが多いと顔が大きくなりますか？

テストステロンの働きによって顔が大きくなることはありません。

いくつかの研究で、テストステロンと顔の骨格に関係性はないという結果が発表されています。

Q. テストステロンが多い男性はモテるという噂は本当ですか？

テストステロンが多いからモテるということはありませんが、モテやすい外見・性格になる可能性はあります。

• 筋肉がつきやすく引き締まった体型
• エネルギッシュでポジティブな性格
• 自信があり女性に対して積極的

上記のような特徴を持っている方が多く、異性から魅力的に思われやすいといえます。

Q. テストステロンが多い男性からは良い匂いがするという噂は本当ですか？

テストステロンが匂いに作用することはありません。

ただし、テストステロンが多い男性は体型や性格の面から魅力的に映りやすい傾向にあります。

男らしい体型や性格に惹かれた女性が「匂いすら魅力的に感じる」と思い込んでしまう心理的な作用はあるかもしれません。

Q. テストステロンが多すぎるとどうなりますか？

テストステロンが多すぎると、体毛が濃くなる可能性があると言われています。

なお、「テストステロンが多いと攻撃的になる」という説もありますが、それを否定する研究結果もあり、明確な因果関係は立証されていません。

Q. テストステロンを減らす行為はありますか？

次のような生活習慣を続けると、テストステロンが減る可能性があります。

• 寝不足
• 栄養バランスが偏った食事
• 過度な飲酒
• 喫煙
• ストレス

不健康な生活はテストステロンの分泌を減らしやすいです。

テストステロンを減らす行動については、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

テストステロンを減らす7つの行為｜減ることによる悪影響も紹介

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まとめ

テストステロンには骨格・筋肉を強化し、精神を前向きにしてくれる効果が期待できます。テストステロンの分泌量が多い人は、次のような特徴を持っていることが多いです。

• 筋肉質で骨格ががっちりしている
• エネルギッシュで行動力がある
• 男性機能が高い

テストステロンが減ると、心身ともに不調を感じるおそれがあります。

「テストステロンが低いかも」と感じる方は、今回紹介したテストステロンを増やす方法を参考にしてみましょう。