毛根鞘とは?
抜け毛・薄毛との関係を解説
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#AGA #はげ #薄毛 #育毛
「抜け毛をよく見ると、ぷるぷるして冷たい塊がついている…」
その正体は、毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれる組織です。
毛根鞘は髪の毛と一緒に取れても問題ないとされています。しかし毛根鞘の状態によっては、頭皮にトラブルが生じている可能性も。
今回はそんな“毛根鞘”について解説していきます。毛根鞘と抜け毛・薄毛の関係についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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毛根鞘(もうこんしょう)とは
毛根鞘とは毛根を取り囲むように存在する組織で、髪を頭皮につなぎとめる役割を担っています。「もうこんしょう」と読みます。
毛根鞘は薄い膜のような見た目をしています。抜けた髪の毛についてくる、ぷるぷるして冷たい塊が毛根鞘です。
また、毛根鞘は「内毛根鞘(ないもうこんしょう)」と「外毛根鞘(がいもうこんしょう)」で構成されています。
名称 | 役割 |
内毛根鞘 | ・毛根鞘のうち、毛根側と接している部分 ・髪と直接くっついており、髪の外層にあるキューティクルへと噛み合うように付着している |
外毛根鞘 | ・毛根鞘のうち、皮膚側と接している部分 ・内毛根鞘を外側から支えている |
毛根鞘と皮脂の違い|役割と見た目が異なる
毛根鞘は皮脂と勘違いされやすいですが、毛根鞘と皮脂とでは役割や見た目が異なります。
それぞれの役割や見た目は次のとおりです。
名称 | 毛根鞘 | 皮脂 |
役割 | 髪を頭皮につなぎとめる | 頭皮を乾燥から守る |
見た目 | 半透明でぷるぷるの塊 | 白くベタついた塊 |
毛根鞘は触ってもしつこいベタつきがありません。紙などに簡単にくっつくような、軽い粘り気がある程度です。
一方で、皮脂は触るとベタつきを感じます。抜け毛の状態を確認したとき、「白くて大きい、ベタついた何かが付いている」という場合は皮脂だと考えられます。
毛根鞘と抜け毛・薄毛の関係
毛根鞘は髪の毛と一緒に取れても問題ないとされています。
ただし、毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合は、AGAの発症により十分に成長しないまま抜けている可能性があるため注意が必要です。
毛根鞘と抜け毛・薄毛にはどのような関係があるのか?チェックしていきましょう。
- 抜け毛には毛根鞘がついているのが通常
- 毛根鞘に血がつく原因は毛穴や毛根への傷
- 毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合はAGAの恐れあり
順番に解説していきます。
抜け毛には毛根鞘がついているのが通常
毛根鞘がついている抜け毛は、自然な抜け毛です。毛根鞘がついているということは、髪がしっかり守られている証ともいえます。
また、髪の毛は毛根鞘ごと抜けても、再び生えてきます。
そもそも毛根鞘は髪を守る役割を担うだけで、発毛を促す働きはありません。ヘアサイクルに伴い毛根鞘も再び作られ、髪を守ってくれます。
ただし、抜け毛の本数自体が増えている実感がある場合は、薄毛が進行している恐れがあります。
心配な方は専門医に相談した方がよいでしょう。
毛根鞘に血がつく原因は毛穴や毛根への傷
毛穴や毛根に傷がついていると、毛根鞘に血がつくことがあります。
毛穴や毛根に傷がつく原因には、間違ったブラッシングや寝具との摩擦などが考えられます。
ブラッシングや洗髪の際は、毛穴や毛根に強い刺激を加えないように注意しましょう。
また傷に雑菌が侵入すると、炎症や痛み、腫れを起こす恐れがあります。
毛根鞘に血がついていた場合は、患部をやさしく洗浄し、清潔に保ってください。症状が続いたり痛みや腫れがひどい場合には、病院を受診しましょう。
毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合はAGAの恐れあり
毛根鞘がついていない抜け毛は、AGAの発症により十分に成長しないまま抜けている可能性があります。
AGAとは進行型の脱毛症で、「男性型脱毛症」ともいいます。
AGAを発症すると、抜け毛が細くて弱々しくなり、生え際や頭頂部の薄毛が顕著になる傾向があります。
毛根鞘がついていない抜け毛が1〜2本見つかる程度であればあまり気にする必要がありませんが、抜け毛のほとんどに毛根鞘がついていない場合はAGAの可能性も疑いましょう。
AGAのリスクがあるかどうか、チェックしたい場合は「毛髪ホルモン量測定キット」の活用がおすすめです。
毛髪ホルモン量測定キットでは、5本の毛髪を採取※1して送付するだけで次の内容がわかります。
- DHT量(AGA進行の一端を担うと考えられる男性ホルモンの量)
- AGAのリスクレベル(4段階評価)
- あなたにあった「今すぐできる」AGA対策
自宅で手軽にチェックできる検査キットなので、一度試してみてはいかがでしょうか。※2
※1:3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください。
※2:あくまでAGAのリスクレベルを評価するもので、AGAであるかを診断するものではありません。医師の診察・指導を優先してください。
毛根鞘を抜く・食べるが癖になっている場合は抜毛症の恐れあり
「毛根鞘まで抜くと快感」
「髪を抜かずにはいられない」
このような方は抜毛症の恐れがあります。
抜毛症とは、髪を抜きたいという衝動が抑えられず、髪をくり返し抜いてしまう病気です。
抜いた髪を食べてしまう「食毛症」と併発するケースもあります。
第三者に指摘されて症状がおさまるケースもありますが、それでも「抜く・食べる」をやめられない場合は心療内科を受診するとよいでしょう。
まとめ
抜け毛には毛根鞘がついているのが通常です。
毛根鞘がついていない抜け毛が目立つ場合は、AGAによって髪の毛の成長期が短縮されている恐れがあります。
AGAは放置していると徐々に薄毛が進行していく恐れがあるため、早期対策が重要です。
AGAのリスクが心配な方は、「毛髪ホルモン量測定キット」の活用がおすすめです。
毛髪を切って送るだけなので、「検査するには早いかも」と思わず、まずは試してみるとよいでしょう。
※あくまでAGAのリスクレベルを評価するもので、AGAであるかを診断するものではありません。医師の診察・指導を優先してください。
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