男性更年期障害に漢方薬は効く?
症状別におすすめの漢方薬を紹介
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#テストステロン #男性ホルモン
「漢方薬は男性更年期障害に本当に効果あるの?」
「男性更年期障害の症状にあった漢方薬を知りたい」
女性の更年期障害は広く知られていますが、男性にも更年期障害はあります。
40代を過ぎたあたりから精神状態が不安定になったり、異常な発汗やめまいが生じたりと、心身の不調に悩んでいる男性も多いのではないでしょうか。
男性更年期障害の治療法には漢方薬がいいと聞くけれど、どのような症状に効くのか、なにを選んでいいのかわからないですよね。
この記事では、以下の内容について解説しています。
- 男性更年期障害に効果が期待できる漢方薬
- 漢方薬を飲むメリット・デメリット
- 漢方以外でできる男性更年期障害の予防法
男性更年期障害の治療で漢方薬を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
※当コラムをお読みいただく上でのご注意点
1.当コラムで掲載している一般用医薬品に関する情報について、不適切な記載がないか細心の注意を払っておりますが、効果や有効性を保証するものではございません。当コラムはあくまでもご自身の判断にて参考にしていただき、かかりつけの医師・薬剤師とご相談の上ご利用ください。
2.当コラムにおける情報は執筆時点の情報です。最新の情報は各メーカーのホームページにてご確認ください。また、変更があった場合、当コラムでも掲載内容を予告なしに更新する場合があります。
3.メーカーによって配合成分や効果効能は異なります。詳しくは各メーカーのホームページをご確認ください。
4.前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は一切責任を負うものではありません。
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「最近、昔のようにやる気がでない」「男性力の衰えを感じる」という方はぜひ測定キットをお試しください。
※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。
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漢方薬には男性更年期障害の予防・緩和効果が期待できる
漢方薬は、男性更年期障害の予防や緩和に効果が期待できる治療法です。
男性更年期障害は、加齢による男性ホルモンの低下が主な原因といわれています。
漢方薬は男性ホルモン自体を直接補充するわけではなく、男性ホルモンが働きやすい環境作りをする役割があります。
注意点としては、漢方薬を飲んだからといって必ずしも更年期障害が治るわけではないことです。
あくまで男性更年期障害にならないための予防や、比較的軽度な症状の緩和に用いられます。
また、男性更年期障害には身体症状・精神症状・性機能障害などさまざまな症状があり、症状別に効果のある漢方薬も異なります。
あすか製薬メディカルでは、少量の髪の毛・爪から男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。
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※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。
【症状別】男性更年期障害に効果が期待できる漢方薬
症状別の男性更年期障害に効果が期待できる漢方薬をまとめました。
漢方名 | 改善が期待できる症状 |
八味地黄丸・六味地黄丸・牛車腎気丸 | 頻尿や排尿困難 |
補中益気湯・十全大補湯 | 疲労倦怠や食欲不振 |
半夏厚朴湯 | 不安神経症や神経性胃炎 |
桂枝加竜骨牡蛎湯 | 神経質や不眠症 |
※メーカーによって配合成分や効果効能は異なります。詳しくは各メーカーのホームページをご確認ください。
男性更年期障害の症状には身体症状・精神症状・性機能障害などがあり、症状によって効果の期待できる漢方薬は異なります。
漢方薬は副作用の心配が少ないといわれていますが、人によっては起こる場合もあるためあわせて確認していきます。
それでは、それぞれの漢方薬と作用について詳しく見ていきましょう。
①八味地黄丸・六味地黄丸・牛車腎気丸|頻尿や排尿困難
漢方名 | 改善が期待できる症状 | 起こりうる副作用 |
八味地黄丸(はちみじおうがん) | ・下肢痛 ・腰痛 ・しびれ ・高齢者のかすみ目 ・かゆみ ・排尿困難 ・残尿感 ・夜間尿 ・頻尿 ・むくみ ・高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り) ・軽い尿漏れ | 発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、腹痛、動悸、のぼせ、口唇・舌のしびれ |
六味地黄丸(ろくみじおうがん) | ・排尿困難 ・残尿感 ・頻尿 ・むくみ ・かゆみ ・夜尿症 ・しびれ | 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢 |
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) | ・下肢痛 ・腰痛 ・しびれ ・高齢者のかすみ目 ・かゆみ ・排尿困難 ・頻尿 ・むくみ ・高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り) | 発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、腹痛、動悸、のぼせ、口唇・舌のしびれ まれに間質性肺炎や肝機能障害など、重篤な症状を引き起こす場合もあります |
八味地黄丸・六味地黄丸・牛車腎気丸は、共通して頻尿や排尿困難などの症状の改善が期待できます。男性更年期障害により、泌尿器系の症状が現れている方におすすめです。
②補中益気湯・十全大補湯|疲労倦怠や食欲不振
漢方名 | 改善が期待できる症状 | 起こりうる副作用 |
補中益気湯(ほちゅうえっきとう) | ・虚弱体質 ・疲労倦怠 ・病後や術後の衰弱 ・食欲不振 ・ねあせ ・感冒 | 発疹・発赤、かゆみ まれに間質性肺炎や肝機能障害など、重篤な症状を引き起こす場合もあります |
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) | ・病後や術後の体力低下 ・疲労倦怠 ・食欲不振 ・ねあせ ・手足の冷え ・貧血 | 発疹・発赤、そう痒、じんま疹、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢 まれに偽アルドステロン症や肝機能障害など、重篤な症状を引き起こす場合もあります |
補中益気湯と十全大補湯は、どちらも疲労倦怠や食欲不振の改善が期待できるのが特徴です。
「最近疲れやすくなってきた」「食欲がわかない」といった体調の変化を感じている方におすすめです。
③半夏厚朴湯|不安神経症や神経性胃炎
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、不安神経症や神経性胃炎の改善が期待できます。
男性更年期障害の症状が進行すると、精神面の不調が強まることがあります。
特に精神面の不調を感じている方に、半夏厚朴湯はおすすめです。
【起こりうる副作用】
- 発疹・発赤、かゆみ
④桂枝加竜骨牡蛎湯|神経質や不眠症
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)は、神経質や不眠症の改善が期待できる漢方薬です。
「最近、神経質になってきた気がする」「なかなか寝付けない」といった男性更年期障害の症状が現れている方は服用を検討してみましょう。
【起こりうる副作用】
- 発疹・発赤、かゆみ
まれに偽アルドステロン症やミオパチーなど、重篤な症状を引き起こす場合もあります
男性更年期障害の予防・緩和目的で漢方薬を飲むメリット・デメリット
男性更年期障害の予防・緩和を目指すにあたって手軽にはじめやすい漢方薬ですが、良いことばかりではありません。
マイナス面も理解したうえで選ぶことが大切です。
- メリット:副作用の心配が少ない
- デメリット:効果があらわれるまで時間がかかる
漢方薬を飲むメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット:副作用の心配が少ない
漢方薬は西洋医学の薬と比べて、副作用の心配が少ないのがメリットです。
自然由来の生薬(植物・鉱物・動物など)でできているため身体へ負担がかかりにくく、体質そのものを改善することから、体にやさしい治療法といえるでしょう。
ただし、漢方薬とはいっても薬であることには変わりないので、服用する人の体質などによって副作用のリスクがゼロではないことを理解しておきましょう。
デメリット:効果があらわれるまで時間がかかる
男性更年期障害の治療に使われる漢方薬に即効性はなく、効果があらわれるまで時間がかかります。
漢方薬の効果があらわれるまでには個人差がありますが、数ヶ月にわたって服用を続けないと変化を実感できない場合もあります。
すぐに服用をやめてしまっては、「全然効果がなかった」と感じてしまうかもしれません。
漢方薬は人間が持っている自然治癒力を高めて、根本から体質改善することを目的としているため、時間がかかることを理解したうえで治療を続けることが大切です。
漢方以外でできる男性更年期障害の予防法
漢方薬を飲む以外にも、男性更年期障害を予防する方法をまとめました。
- 食生活を見直す
- 適度な運動を習慣づける
- 睡眠をしっかりとる
- ストレスをためない
- 適度な競争心を持つ
日常生活でも男性更年期障害を予防できるので、実践してみてはいかがでしょうか。
それぞれの予防法について詳しく見ていきましょう。
①食生活を見直す
男性更年期障害は男性ホルモンである「テストステロン」の減少が原因で起こるため、テストステロンの分泌を促す食材などを積極的に摂取するなど、食生活を見直しましょう。
テストステロンはコレステロールをもとに生成されるため、肉や魚、卵などの動物性脂質の摂取が推奨されます。
コレステロールの明確な摂取基準はありませんが、過剰摂取は肥満や動脈硬化などの原因となるため、他の食材と合わせてバランスよく摂取しましょう。
テストステロンの分泌を促す「亜鉛」を多く含んだ貝類やレバーなども積極的に摂りたい食材です。
ただし、亜鉛の過剰摂取は他の栄養素の吸収を阻害する恐れがあるため、摂りすぎには注意しましょう。
かたよった食事は避けて、バランスのよい食生活を心がけましょう。
②適度な運動を習慣づける
適度な運動によって筋肉を使うことで男性ホルモン「テストステロン」は上昇するため、有酸素運動などを習慣づけましょう。
毎日10分程度でもよいので、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などを継続しておこなうのがおすすめです。
筋肉を動かしている間だけではなく、筋肉自体もテストステロンを作るため、筋トレも効果が期待できます。
ただし、オーバーワークは逆にテストステロンの分泌を阻害するとも言われており、追い込み過ぎは厳禁です。適度な筋トレを心がけましょう。
また、一人でおこなう運動のほかに、サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツは、競い合ったり興奮したりすることでテストステロンの分泌を高める効果が期待できます。
③睡眠をしっかりとる
睡眠不足はテストステロン値を低下させる恐れがあり、男性更年期障害にも睡眠が深く関わっています。
5時間未満の睡眠を1週間続けることで、テストステロン値が10〜15%程度低下したという研究結果もあり、1日7時間程度の睡眠が推奨されています。
参考:AT THE FOREFRONT UChicago Medicine
睡眠時間だけではなく睡眠の質も重要です。寝る前にスマホを見ない、寝酒をしないなど、睡眠の質向上にも取り組みましょう。
④ストレスをためない
ストレスが男性ホルモン減少に影響するといわれているため、ストレスをためないことやストレスを発散することも男性更年期障害の予防法の一つです。
男性更年期障害に悩んでいる方の中には、仕事などでストレスがかかる機会が多い方も多いでしょう。
日常生活でストレスをためないことは難しいので、たまったストレスを発散する方法を見つけておくことが大切です。
ストレス発散方法は人それぞれなので、入浴や睡眠によってリラックスする、運動や趣味で発散するなど、自分なりの方法を見つけておくとよいでしょう。
⑤適度な競争心を持つ
テストステロンは適度な競争心を持つことで分泌が高まるため、他人と競う機会を設けるのがおすすめです。
たとえば、
- 勝ち負けのあるスポーツを始める
- 趣味で作った作品をコンテストに出展する
- 将棋やゲームで楽しみながら競い合う
などです。
自己表現の場を作り、結果を出すことで承認欲求を満たすことにもつながります。
- 競争心を持つ
- 自己表現をする
- 承認欲求を満たす
上記は男性ホルモンを増加させる有効な対策といえるでしょう。
ただし、結果を気にしすぎてストレスをためてしまうと意味がないので、趣味程度に考えて楽しみながら競い合える環境を作ることが大切です。
漢方とホルモン補充療法はどちらも男性更年期障害の治療に用いられますが、治療方法や期待できる効果が異なるため症状により選択する必要があります。
漢方とホルモン補充療法の主な違いをまとめました。
漢方 | ホルモン補充療法 | |
治療法 | 自然由来の生薬を使用してホルモン分泌しやすい環境を整える | 足りない男性ホルモンを経口薬・注射・皮膚吸収などで補充する |
期待できる効果 | 悩みに応じた漢方を選択することで、症状の緩和が期待できる | テストステロン自体を直接的に増やし、男性更年期障害の根本改善が期待できる |
おすすめできる人 | ・テストステロン値がそれほど低下していない人 ・心身ともに症状が軽い人 | ・テストステロン値が著しく低下している人 ・心身ともに症状が重い人 |
漢方は副作用の心配が少ないですが、重症度の高い方には不向きであり、効果があらわれるまで時間がかかります。
ホルモン補充療法は前立腺がんや肝臓病、睡眠時無呼吸症候群などの病気を持っている方は選択できない場合があるため注意が必要です。
どちらもメリット・デメリットがあるため、患者の病気や症状などによって併用もしくはどちらかを選択します。
男性更年期障害と漢方薬にまつわるよくある質問
ここからは、男性更年期障害と漢方薬にまつわるよくある質問にお答えしていきます。
Q. 男性更年期障害の治療で漢方を処方してもらう場合、保険適応されますか?
医師の処方による漢方薬の処方は、通常の薬と同じように健康保険が適応されます。
ただし、保険適用されるのは医師によって処方された場合のみで、市販で購入した場合は保険適用外なので注意しましょう。
Q. 男性ホルモンを増やす漢方薬はありますか?
飲んだだけで男性ホルモンが増える漢方薬はありません。
漢方薬の服用は、男性更年期障害の症状の一部を緩和することが目的です。
Q. 市販の漢方と病院で処方される漢方に違いはありますか?
漢方薬のメーカーが同じであれば基本的な製法や生薬成分は同じですが、市販薬は病院の処方薬に比べて成分量が少なくなっています。
市販薬については安全性を考慮して、1日の服用量を調整しているため異なる場合があるようです。
まとめ
漢方薬には男性更年期障害を予防・緩和する効果が期待できますが、薬によって効果は異なるため、自分の症状にあった漢方薬を選びましょう。
【改善が期待できる症状】
- 八味地黄丸・六味地黄丸・牛車腎気丸|頻尿や排尿困難
- 補中益気湯・十全大補湯|疲労倦怠や食欲不振
- 半夏厚朴湯|不安神経症や神経性胃炎
- 桂枝加竜骨牡蛎湯|神経質や不眠症
漢方薬は副作用の心配が少ない分、効果があらわれるまで時間がかかるため、根気強く続けることが大切です。
漢方薬とあわせて食事や睡眠などの生活習慣を見直すことで、男性更年期障害の症状が緩和されることもあります。
漢方の服用と合わせ、本記事で紹介した予防法も実施してみてください。
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更年期