40~50代のめまいは男性更年期障害の可能性あり|原因や改善方法を解説

40~50代のめまいは
男性更年期障害の可能性あり

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#テストステロン #男性ホルモン

「40~50代になってから、頻繁にめまいが起こるようになった」
「体調が特別悪いわけではないのに、突然めまいに襲われる」

もしかするとそれは、「男性更年期障害(LOH症候群)」の症状かもしれません

この記事では、めまいと男性更年期障害の関係を解説しています。

めまいのその他の原因や、めまいが起きたときの対処方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、あすか製薬メディカルでは男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を販売しております。

髪・爪からテストステロンを数値化

髪の毛数本、もしくは爪数片を送付するだけで、下記のことがわかります。

  • 男性力の指標となるテストステロンの数値
  • 男性力のレベルを4段階で評価
  • あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報

「最近、昔のようにやる気がでない」「男性力の衰えを感じる」という方はぜひ測定キットをお試しください。

※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

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40~50代のめまいは男性更年期障害が原因の可能性あり

ベットで頭を抱える男性

男性更年期障害(LOH症候群)とは、男性ホルモン(テストステロン)の減少によって身体・精神にさまざまな不調が起こる病気です。

男性更年期障害になると、以下のような症状が現れます。

身体症状倦怠感、疲労感、筋力の低下、筋肉痛、身体のほてり、発汗、頭痛、めまい、勃起不全(ED)、肥満、頻尿など
精神症状不眠、性欲減退、精神不安、集中力の低下、気分の落ち込み、物忘れ、イライラなど

自律神経が乱れることで、めまいが生じる可能性があります。加えて、加齢で体のバランス感覚が失われていくことも、めまいを感じやすい原因といえるでしょう。

男性ホルモンが減少する主な原因は加齢です。男性ホルモンの分泌量は20~30代がピークで、加齢とともに減少していきます。

男女別・加齢と性ホルモン分泌の変化

加齢以外にも、下記の要因によって男性ホルモンが減りやすくなり、男性更年期障害のリスクが増加すると考えられています。

  • 栄養バランスの悪い食生活
  • 運動不足
  • 肥満・メタボリック症候群
  • 睡眠不足
  • ストレスのためすぎ

男性更年期障害を予防するには、規則正しい生活と、適度な運動を習慣にすることが大切です。

毛髪・爪からあなたの男性力がわかる「ホルモン量測定キット」

髪・爪からテストステロンを数値化

あすか製薬メディカルでは、少量の髪の毛・爪から男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。

ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。

「テストステロン」は骨格、筋肉を強化するだけでなく

  • 生活習慣病の予防やアンチエイジング
  • 日々のバイタリティーやモチベーションを向上させる
  • 男性の生殖機能を向上させる

など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。

使い方は簡単3ステップ!

  1. 髪の毛もしくは爪を採取
  2. 採取した検体を袋に入れる
  3. ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ

3分ほどで簡単に完了します。

結果レポートでは下記のことがわかります。

  • 男性力の指標となるテストステロンの数値
  • 男性力のレベルを4段階で評価
  • あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報

「なんだか、集中力がなくやる気が出てこない」

「筋トレなど運動をしても、昔みたいに成果があがらない」

「男らしさがない!」と女の子に言われた…という方は、ぜひ一度ホルモン量測定キットをお試しください。

※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

めまいに悩まされる男性は要チェック!男性更年期障害症状の自己診断

チェックリスト

自分が男性更年期障害かどうかは、AMSスコアと呼ばれる指標を用いてセルフチェックできます。病院の問診などにも使用される、信頼度の高いチェック方法です。

症状症状なし弱い中程度重い非常に重い
総合的に調子が思わしくない12345
関節や筋肉の痛み12345
ひどい発汗12345
睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない等)12345
よく眠くなる、しばしば疲れを感じる12345
いらいらする12345
神経質になった12345
不安感12345
からだの疲労や行動力の減退12345
筋力の低下12345
憂うつな気分12345
「絶頂期は過ぎた」と感じる12345
力尽きた、どん底にいると感じる12345
ひげの伸びが遅くなった12345
性的能力の衰え12345
早朝勃起の回数の減少12345
性欲の低下12345

引用元:日本泌尿器科学会/日本Men’s Health医学会/「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会「加齢男性性腺機能低下症候群 診療の手引き」

合計点数が高いほど、男性更年期障害の可能性・重症度が高いと言えます。

点数重症度
50点以上重度
37点〜49点中等度
27点〜36点軽度
26点以下症状なし

日頃からめまいが生じやすく、かつ上記の点数が軽度以上の場合は、めまいの原因として男性更年期障害を疑っておきましょう。

男性更年期障害を予防・改善する方法

笑顔の男性

男性更年期障害は、以下の方法で予防・改善が期待できます。

  1. 適度な運動を習慣にする
  2. 睡眠をしっかり取る
  3. 栄養バランスの良い食事を心がける
  4. ストレスをため過ぎない
  5. 新しいことにチャレンジする
  6. クリニックで治療を受ける

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①適度な運動を習慣にする

ストレッチ

適度な運動は血中のテストステロン濃度を高め、男性更年期障害の予防・改善に繋がります。

とくに効果的なのが筋トレです筋トレには「興奮」や「緊張」などテストステロンが分泌されやすい条件が整っています。

また、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、脂肪が付きにくい体になるなど、一石二鳥以上の効果が期待できるのも筋トレのメリットです。

もちろん、軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動でも十分効果はあります。まずは自分が始めやすく、続けやすい運動から始めてみましょう。

②睡眠をしっかり取る

睡眠

テストステロンなどの成長ホルモンは、睡眠中にも分泌されると言われています。

男性更年期障害を予防・改善するには、睡眠時間をしっかり確保することが大切です。

睡眠が不足するとテストステロンが減少し、男性更年期障害のリスクが増加すると考えられます。

海外の研究では「5時間未満の睡眠を1週間続けたグループのテストステロン値が10~15%減少した」という結果も報告されています。

参照:Sleep loss lowers testosterone in healthy young men – UChicago Medicine

必要な睡眠時間には個人差がありますが、最低でも1日7時間程度は確保したほうが良いでしょう。

また、寝る前のスマホや寝酒など、睡眠の質を悪くする行動にも注意が必要です。

③栄養バランスの良い食事を心がける

和食

男性更年期障害を予防・改善するには、栄養バランスの良い食事が大切です。

必要な栄養が不足すると、テストステロンが体内で分泌されにくくなり、男性更年期障害のリスクが高まります。

テストステロンを増やすには、以下のような栄養素・食べ物が良いとされています。

必要な栄養素多く含まれる食べ物
コレステロール肉や魚、卵など
亜鉛牡蠣や豚レバーなど
DHEA山芋や里芋など
ビタミンDきのこ類など
ビタミンK納豆や緑黄色野菜、
海藻類など

とくに、コレステロールはテストステロンの原料になる重要な栄養素です。明確な摂取基準はありませんが、肉や魚、卵などは積極的に食事へと取り入れましょう。

ビタミン・ミネラル類を食事だけで摂取するのが難しい場合は、サプリメントなどで補うのも良いでしょう。

④ストレスをため過ぎない

悩む男性

強いストレスはテストステロンを減少させ、男性更年期障害の原因となります。

ストレスは「性腺刺激ホルモン」の量を減少させ、精巣で作られるはずのテストステロンの量を減らす恐れがあるからです。

とはいえストレス社会と呼ばれる現代で、ストレスを完全になくすのは難しいでしょう。

こまめにリフレッシュし、ストレスをため過ぎないように意識することが大切です。

例えば、次のようなストレス解消方法を実施してみましょう。

ストレスの解消方法
適度な運動をするジョギングやウォーキング、
筋トレなど
リラックスする入浴やマッサージ、
アロマテラピーなど
趣味に熱中する楽器やゲーム、
アウトドアなど
気分転換を図る旅行や買い物など

自分にあったストレス解消法を見つけて、実践してみてください。

⑤新しいことにチャレンジする

サイクリング

男性更年期障害を予防・改善するには、新しいことにチャレンジする「チャレンジ精神」を持つことが大切と言われています。

テストステロンはメンタルの影響を受けやすく、気力や意欲の低下はテストステロンの減少につながる恐れがあるからです。

例えば次のような、日々の生活に新しい刺激を取り入れてみましょう

  • 新しい趣味やスポーツを始める
  • 趣味で作った作品をコンテストに出展する
  • 行ったことのない場所に行く
  • 新しい恋愛を始める

ストレス解消にも繋がり、テストステロンの増加が期待できます。

⑥クリニックで治療を受ける

カルテを記入する医師

症状が重い場合や、なかなか改善しない場合はクリニックで治療を受ける必要があります。

男性更年期障害の治療には主に、生活習慣の改善指導、漢方薬の処方、ホルモン補充療法などの方法があります。

ホルモン補充療法とは、外用薬や注射などにより男性ホルモンを増やす治療法のことです。

ただし肝機能障害や多血症などの副作用のリスクもあり、選択するかは医師と要相談となります。

症状が軽度であれば、生活習慣の見直しや漢方薬で改善するケースもあります。まずは医師へと相談し、治療方針を決めましょう。

男性更年期障害以外のめまいの原因

医師

めまいの原因は、男性更年期障害だけではありません。

なかには、脳の異常に起因する緊急性の高い病気もあるため、あらかじめ知っておくことが大切です。

  1. 内耳の機能異常によるめまい
  2. 風邪やウイルス感染によるめまい
  3. 疲労やストレスによるめまい
  4. 脳卒中(脳出血、脳梗塞)によるめまい

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①内耳の機能異常によるめまい

めまいに襲われる男性

内耳の機能異常でめまいが起こるケースもあります。

内耳には頭の位置を感じ、身体のバランスを保つ「前庭(三半規管・耳石器)」と呼ばれる感覚器官があるからです。

加齢や精神的なストレス、疲労などさまざまな原因によって前庭に異常が生じ、身体のバランスが崩れると、めまいが起こります

内耳の機能異常によるめまいとしては、良性発作性頭位めまい症や、メニエール病などがあります。

病名良性発作性頭位めまい症メニエール病
原因三半規管のセンサーに入った耳石やゴミ内耳に存在している液体の分泌量増加
症状回転性のめまい回転性のめまい、難聴、耳鳴りなどが反復する
治療方法浮遊耳石置換法(頭や体を動かし、三半規管に入った耳石を出す)投薬

どちらも回転性のめまいを伴い、自分で原因を特定するのは難しいため、症状が頻繁に起こる場合は医師へと相談しましょう。

②風邪やウイルス感染によるめまい

具合の悪い男性

風邪やウイルス感染による発熱などの症状が収まった後、強烈なめまいが起こることがあります。

この場合は「前庭神経炎」の可能性があります。

前庭神経炎は、身体のバランスを保つ前庭神経に炎症が生じ、強い回転性のめまいや吐き気、嘔吐などが起こる病気です。

めまいの強弱には個人差がありますが、まともに歩けず、日常生活に支障が出るという方もいます。

安静にしていれば症状は少しずつ軽くなり、自然回復することも多いですが、症状がひどい場合は早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

③疲労やストレスによるめまい

めまいに襲われる男性

強い疲労やストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ、めまいや吐き気、多汗などさまざまな症状が現れます。

めまいを感じるほどであれば、疲労やストレスがかなり蓄積しているサインと言えるでしょう。

疲労やストレスによるめまいを予防するには、規則正しい生活と、適度にリフレッシュし、ストレスを発散することが大切です。

日頃からバランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠時間を確保し、疲労やストレスをためすぎないように注意しましょう。

④脳卒中(脳出血、脳梗塞)によるめまい

脳のレントゲン

脳が原因で起こるめまいは、以下の病気の可能性があります。

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血)
  • 椎骨脳底動脈循環不全
  • てんかん

とくに注意しておきたいのが脳卒中(脳梗塞、脳出血)によるめまいです。

脳卒中によるめまいは、手足のしびれや、ろれつが回らないなどの症状が併発し、短くとも20~30分続く特徴があります。

※当てはまらない(普通のめまいと似た症状が現れる)ケースも稀にあります

脳卒中は命の危険があるため、躊躇せず救急車を呼び、一刻も早く病院に向かいましょう。

めまいが起きたときの対処方法|まずは落ち着くまで安静に

ソファに横たわる男性

めまいが起きた時は、まずは落ち着くまで横になり、安静にすることが大切です。

車を運転中の場合は直ちに車を停止し、症状が落ち着くまで待ちましょう。

軽いめまいでも、症状を繰り返す場合は医師の診察を受けるのが望ましいです。

めまいが長く(20~30分以上)続く場合や、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、脳の異常によるめまいの可能性があります。

強いめまいが生じ、他にも行動不能になるような症状が続く場合は、躊躇せずに救急車を呼びましょう。

男性更年期障害についてのよくある質問

はてなマーク

男性更年期障害について、よくある質問をまとめました。

Q.男性更年期障害に終わりのサインはありますか?

男性更年期障害に終わりのサインはありません

男性更年期障害は放置していても治る病気ではなく、テストステロン量が少ないままでは症状が収まらないからです。

治療や生活習慣の改善によってテストステロンが増加し、症状が気にならなくなることはありますが、テストステロンが減少すると再び症状が現れる可能性があります

Q.男性更年期障害にバナナが効くというのは本当ですか?

バナナには幸せホルモン「セロトニン」の材料となる「トリプトファン」が多く含まれており、男性更年期障害による意欲の低下や、抗うつ症状の緩和が期待できます

ただし、バナナにはシュウ酸が多く含まれており、食べ過ぎは尿管結石症や肥満の原因にもなるため、1日1~2本程度にしておくのが無難です。

Q.男性更年期障害に効くサプリメントや食べ物はありますか?

タンパク質やコレステロール、亜鉛などの栄養を摂取することで、テストステロンが分泌されやすくなると考えられています。

栄養素役割多く含まれる食べ物
タンパク質筋肉や臓器、ホルモンを作る肉や魚、卵、乳製品など
コレステロールテストステロンの原料となる内臓系の肉、卵などの動物性脂質
亜鉛性機能の正常化牡蠣や豚レバーなど

亜鉛は食事だけで摂取するのが難しいため、サプリメントを活用すると良いでしょう。

Q.男性更年期障害に効く漢方薬や市販薬はありますか?

不安神経症の軽減が期待できる「半夏厚朴湯」、神経質や不眠の解消が期待できる「桂枝加竜骨牡蛎湯」などがあります。

男性更年期に効く漢方薬については、下記記事をご覧ください。

Q.男性更年期障害は何科を受診すれば良いですか?

男性更年期障害の方が受診すべき診療科は、症状によって異なります

症状受診すべき診療科
身体の不調
(倦怠感、疲労感、筋力の低下、筋肉痛、身体のほてり、発汗、頭痛、めまいなど)
内科
精神の不調
(不眠、精神不安、集中力の低下、気分の落ち込み、物忘れ、イライラなど)
精神科
性機能の不調(性欲減退、勃起不全(ED)など)泌尿器科
複数の症状が現れている場合メンズヘルス外来

「どの診療科に行くべきかわからない」という場合は、メンズヘルス外来を受診すると良いでしょう。

まとめ

医師

めまいの原因や症状はさまざまですが、40~50代から起こるめまいは男性更年期障害の可能性があります。

男性更年期障害はテストステロンの低下によって、めまいを始め、心身にさまざまな不調が現れる病気です。

めまいが起きた時は、できれば横になって頭を動かさないようにし、落ち着くまで安静にしましょう。

ただし、めまいの中には、脳の異常(脳卒中など)によって起こる、危険なめまいもあります。

手足のしびれや、ろれつが回らないなどの症状が併発する場合は、できるだけ早く病院へ行き、医師の診察を受けるようにしましょう。

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