男性更年期障害のセルフチェック方法|判断基準や症状の乗り越え方も紹介

男性更年期障害のセルフチェック
判断基準や症状の乗り越え方

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#テストステロン #男性ホルモン

「最近気分が落ち込んで、やる気が出ない」
「イライラしやすくなった気がする」
「朝立ちしなくなった」

加齢に伴い男性ホルモンが低下すると、男性にも更年期障害が起こることがあります。

「もしかして自分も男性更年期障害なのでは?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は男性更年期障害のセルフチェック方法を紹介します。心当たりがある方は確認してみましょう。

なお、あすか製薬メディカルでは男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を販売しております。

髪・爪からテストステロンを数値化

髪の毛数本、もしくは爪数片を送付するだけで、下記のことがわかります。

  • 男性力の指標となるテストステロンの数値
  • 男性力のレベルを4段階で評価
  • あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報

「最近、昔のようにやる気がでない」「男性力の衰えを感じる」という方はぜひ測定キットをお試しください。

※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

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男性更年期障害のセルフチェック方法

チェックリスト

男性更年期障害を発症しているかどうかのセルフチェックには、「AMSスコア」を用います。病院での問診など、国際的に使用される信頼度が高い方法です。

下記の項目を、症状なし(1点)〜非常に重い(5点)で点数をつけていき、合計点数を出しましょう。

症状症状なし弱い中程度重い非常に重い
総合的に調子が思わしくない12345
関節や筋肉の痛み12345
ひどい発汗12345
睡眠の悩み
(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない等)
12345
よく眠くなる、しばしば疲れを感じる12345
いらいらする12345
神経質になった12345
不安感12345
からだの疲労や行動力の減退12345
筋力の低下12345
憂うつな気分12345
「絶頂期は過ぎた」と感じる12345
力尽きた、どん底にいると感じる12345
ひげの伸びが遅くなった12345
性的能力の衰え12345
早朝勃起の回数の減少12345
性欲の低下12345

算出した合計点数から、男性更年期障害の重症度が次のようにわかります。

点数重症度
50点以上重度
37点〜49点中等度
27点〜36点軽度
26点以下症状なし

引用元:日本泌尿器科学会/日本Men’s Health医学会/「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会「加齢男性性腺機能低下症候群 診療の手引き」

合計点数が50点を超える方は、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。

男性更年期障害とは?男性ホルモンの低下によって起こる心身の不調

悩む男性

男性更年期障害とは、男性ホルモンの一種「テストステロン」の量が低下することによって起こる、心身の不調です。

抑うつや身体の疲労感、性機能の低下などが症状として現れます。

テストステロンの量が低下する原因には次のようなものがあります。

  • 加齢
  • ストレス
  • 食生活
  • 運動不足

男性の場合、テストステロンは加齢とともに緩やかに減少していきます。

男女別・加齢と性ホルモン分泌の変化

そのため、男性更年期障害の症状に気づきにくい、または不調がずっと続くと感じるケースも多いようです。

また、うつ病と間違えやすかったり、ただの加齢だと思って受診しなかったりする方も少なくありません。

軽度であれば生活習慣の改善で良くなることもありますが、重度の場合は病院で診察を受けることが推奨されます。

男性更年期障害について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

男性更年期障害の症状

考え込む男性

男性更年期障害の症状は、身体面の症状と精神面の症状に分けられます。

「なんとなく調子が悪い…」といった感覚は、男性更年期障害の症状かもしれません。当てはまっているものがないか確認してみましょう。

身体面の症状|筋力低下や性欲の減退

汗が止まらない男性

身体面の症状には次のようなものがあります。

  • 関節痛・筋肉痛
  • 異常な発汗
  • ほてり
  • めまい、頭痛、耳鳴り
  • 頻尿
  • 肥満
  • 性欲の減退
  • 朝立ちの消失
  • 男性機能の低下

テストステロンには筋肉・骨格の成長を促す作用があるため、減少することで筋肉量が減り、上記のような症状につながる恐れがあります。

また、ホルモンバランスが崩れ自律神経の乱れが起こる可能性もあります。

「なんとなく身体がきつい」「疲れやすくなった」という身体症状がある方は、男性更年期障害が原因かもしれません。

精神面の症状|イライラや不安感

自宅のソファで落ち込む男性

男性更年期障害になると、次のような精神面の異常が現れることもあります。

  • イライラ
  • 漠然とした不安感
  • 集中力や記憶力の低下
  • 不眠
  • やる気の低下
  • 抑うつ

テストステロンは思考力や決断力、認知力などの精神面にも影響を及ぼし、減少するとイライラや不安感が現れやすくなります。

「やる気が起きない」「前よりもイライラしやすくなった」という方は、男性更年期障害を疑ってみましょう。

毛髪・爪からあなたの男性力がわかる「ホルモン量測定キット」

髪・爪からテストステロンを数値化

あすか製薬メディカルでは、少量の髪の毛・爪から男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。

ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。

「テストステロン」は骨格、筋肉を強化するだけでなく

  • 生活習慣病の予防やアンチエイジング
  • 日々のバイタリティーやモチベーションを向上させる
  • 男性の生殖機能を向上させる

など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。

使い方は簡単3ステップ!

  1. 髪の毛もしくは爪を採取
  2. 採取した検体を袋に入れる
  3. ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ

3分ほどで簡単に完了します。

結果レポートでは下記のことがわかります。

  • 男性力の指標となるテストステロンの数値
  • 男性力のレベルを4段階で評価
  • あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報

「なんだか、集中力がなくやる気が出てこない」

「筋トレなど運動をしても、昔みたいに成果があがらない」

「男らしさがない!」と女の子に言われた…という方は、ぜひ一度ホルモン量測定キットをお試しください。

※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

男性更年期障害の乗り越え方

笑顔の男性

男性更年期障害を乗り越えるには、下記の行動を意識してみるのがおすすめです。

  1. アルギニンやトリプトファン、亜鉛などを摂取する
  2. 運動不足を解消する
  3. 質の高い睡眠をとる
  4. 禁煙する
  5. アルコールを控える
  6. 新しいことにチャレンジをする

テストステロンの量は生活習慣の改善によって高められます。1つずつ解説するので、生活に取り入れてみましょう。

①アルギニンやトリプトファン、亜鉛などを摂取する

食材

アルギニンやトリプトファン、亜鉛などの栄養素は、男性更年期障害の改善に効果が見込めます。

おすすめの栄養素と効果、含まれる食材をまとめたので参考にしてください。

栄養素期待できる効果含まれる食材
アルギニン(必須アミノ酸)※1・EDの改善・大豆製品
・魚類(マグロ、うなぎ)
・卵
・ニンニク
・牛肉
トリプトファン(必須アミノ酸)※2・睡眠の質の向上
・精神の安定
・集中力、記憶力の向上
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ等)
・バナナ
・レバー
・大豆製品
・ナッツ類
・魚類(マグロ、カツオ)
亜鉛※3 ※4・抗酸化作用
・免疫力向上
・性機能の維持
・魚類(牡蠣、うなぎ)
・肉類(豚レバー、牛肉赤身)
・大豆製品
・卵
アリシン※5・疲労回復
・免疫力UP
・タマネギ
・ネギ
・ニラ
・ニンニク
カルニチン※6・脂肪燃焼・肉類(ラム肉、牛肉赤身、鶏レバー)
DHEA ※7・男性ホルモン(テストステロン)の増加・ネバネバしたイモ類(山芋、里芋、自然薯)
コレステロール ※7・男性ホルモン(テストステロン)の増加・肉類
・魚類
・卵

これらの栄養が男性更年期障害の予防・改善におすすめです。とくにコレステロールはテストステロンの原材料となるため、積極的に摂るようにしましょう。

ただし、健康維持のためにはこれら以外の栄養も摂取する必要があるため、バランスがいい健康的な食事をすることが大切です。

※1 Journal of Endocrinological Investigation「Long-term high-dose L-arginine supplementation in patients with vasculogenic erectile dysfunction: a multicentre, double-blind, randomized, placebo-controlled clinical trial
※2 独立行政法人農畜産業振興機構「タンパク質と脳の栄養~うつ病とタンパク摂取~
※3 食品安全委員会「A.亜鉛
※4 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)
※5 独立行政法人農畜産業振興機構「四季の野菜の健康と栄養~生活習慣病予防効果のあるたまねぎと疲労回復効果のあるきゅうり~
※6 厚生労働省「「統合医療」に係る 情報発信等推進事業
※7 MSDマニュアルプロフェッショナル版「男性の生殖内分泌学

②運動不足を解消する

筋トレをする男性

定期的な運動は、テストステロンの分泌を促進すると言われています。特に筋トレは、テストステロンの分泌と維持の両方を目指せるためおすすめです。

加えて運動は、気分を前向きにしたりストレスを解消したりする効果もあり、更年期障害による抑うつ症状の改善が期待できます。

男性更年期障害で気分の落ち込みや体力の低下を感じている方は、生活に運動を取り入れるのがおすすめです。

③質の高い睡眠をとる

就寝中の男性

テストステロンは睡眠中に分泌されるため、質の高い睡眠を摂ることが大切です。睡眠時間を7時間程度は確保し、寝る前のスマホは控えましょう。

なかなか寝付けないという方は、朝起きて日光を浴びるのがおすすめです。体内時計がリセットされ、規則正しい生活リズムを作りやすくなります。

質の高い睡眠を続ければ、ホルモンバランスが安定して男性更年期障害の悪化を防げるでしょう。

④禁煙する

禁煙

喫煙による血流の悪化や睡眠の質の低下は、テストステロンの減少につながり、男性更年期障害を悪化させます。

※参考:「Endogenous testosterone levels and smoking in men. The fifth Troms study

男性更年期障害を乗り越えるには禁煙が望ましいですが、「やめようと思ってもやめられない」という方は多いのではないでしょうか。

タバコへの依存度が高い場合は、禁煙外来で治療を行うのも一つの方法です。禁煙に取り組み、男性更年期障害を改善しましょう。

⑤アルコールを控える

アルコール

過度な飲酒はテストステロンを減少させる恐れがあります。普段から飲酒量が多いという方は、アルコールを控える意識が大切です。

適正な飲酒量は次のとおりです。

お酒の種類1日あたりの適切な量
ビール中瓶1本(500ml)
焼酎コップ1/2杯(100ml)
日本酒1合(180ml)
ウイスキーショット2杯(60ml)
ワイングラス2杯(200ml)
缶チューハイ(7%)1本(350ml)
※参考:厚生労働省「アルコール

加えて、毎日お酒を飲んでいる方は休肝日を設けることも大切です。

⑥新しいことにチャレンジをする

釣りをする男性

テストステロンを増やすために、何か新しいことにチャレンジしてみましょう。

競争心や向上心といった気持ちも、テストステロンの分泌量に関係していると言われています。

  • やったことのないスポーツを始める
  • 登山などのアウトドアにチャレンジする
  • 趣味で作っている作品をコンテストに出展してみる
  • 新たな恋愛を始める

何かに没頭することで、ストレスから開放される効果も期待できます。男性更年期障害で抑うつ状態になっている方におすすめです。

新しいチャレンジはテストステロンを増やしたり、気分転換になったりと男性更年期障害の改善に役立つでしょう。

男性更年期障害に関するよくある疑問

よくある質問

男性更年期障害に関するよくある質問をまとめました。

Q. 男性更年期障害に終わりのサインはありますか?

男性更年期障害に始まりや終わりのサインはなく、どのくらいの期間続くのかも明らかになっていません。

女性の更年期障害のようにしばらくすると落ち着くわけではないため、重症化する前に予防や治療を行うことが大切です。

Q. 男性更年期障害の改善効果が期待できるサプリメントはありますか?

サプリメントは食品なので、薬のように効果を発揮することはありません。ただし食事で補えない栄養を摂取するために補助的にとるのはよいでしょう。

男性更年期障害の予防を目指すのであれば、次のようなサプリメントがおすすめです。

  • 亜鉛
  • セレン
  • マカ
  • ビタミンD
  • トンカットアリ

Q. 男性更年期障害の改善効果が期待できる漢方薬はありますか?

男性更年期障害の改善効果が期待できる漢方薬は、次のとおりです。

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 当帰芍薬散錠(とうきしゃくやくさんじょう)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)

それぞれの効果やどのような方に向いているかは次の記事で解説しているため、ぜひ読んでみてください。

Q. 男性更年期は何科を受診すべきですか?

男性更年期障害の症状は多岐にわたるため、症状に合った診療科を選ぶ必要があります。下記を参考にしてください。

  • 男性機能の低下:泌尿器科
  • 身体の不調:内科
  • 心の不調:心療内科・精神科

「さまざまな症状がある」「どこに行けば良いかわからない」という方は、メンズヘルスクリニックに相談してみましょう。男性の悩みを専門的にみてくれる診療科です。

まとめ

スーツの男性

「なんとなく調子が悪い」という状態が続いている方は、男性更年期障害の可能性があります。

男性更年期障害による不調は、年齢のせいだと見過ごされるケースが少なくありません。

今は症状が軽くても今後悪化する恐れがあるため、心身の調子が悪いと感じたときは早めに病院を受診しましょう。

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