男性更年期障害でもアルコールは摂取して大丈夫?摂取量の目安や飲み方の注意点を解説

男性更年期障害でも
アルコールは摂取して大丈夫?

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#テストステロン #男性ホルモン

男性ホルモン(テストステロン)の減少によって起こる「男性更年期障害(LOH症候群)」は、イライラや筋力の低下、性欲減退など身体にさまざまな不調をもたらします。

「男性更年期障害の改善には生活習慣や食習慣の見直しが大切」とよく耳にするものの、

「お酒は飲んで大丈夫?」

「禁酒した方がいいのかな?」

と疑問や不安に思っている方は多いでしょう。

この記事では、男性更年期障害の方がアルコールを摂取しても大丈夫なのか、摂取する場合はどれくらいが目安上限なのかを解説します。

「男性更年期障害は心配だけど、できればお酒はやめたくないな…」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。


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※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

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男性更年期障害でもアルコールは摂取して大丈夫?適量なら問題なし

男性更年期障害の方でも、適量であればアルコールを摂取しても問題ありません。

適度な飲酒はリラックスやストレス解消に繋がるなど、良い効果もあると考えられます。

ただし、過度の飲酒はNGです。

お酒の飲み過ぎは、テストステロンが作られる「精巣」の機能を低下させ、男性更年期障害を悪化させる恐れがあります。

飲み方や量に気を使い、「節度ある適度な飲酒」を心がけましょう。

厚生労働省の「健康日本21」によると、アルコール摂取の適量(節度ある適度な飲酒)は、純アルコール量換算で1日平均20g程度までとされています。

<アルコールの適度な摂取量(1日あたり)>

お酒の種類(アルコール度数)適度な摂取量純アルコール量
ビール(5%)500ml20g
清酒(15%)1合 180ml22g
ウイスキー・ブランデー(43%)ダブル 60ml20g
焼酎(35%)72ml20g
ワイン(12%)1杯 120m12g
参考:厚生労働省|アルコール

ただし、お酒に弱い方や高齢者、女性の場合はこれよりも少ない量(1/2~2/3程度)が妥当です。

男性更年期障害の人がアルコールを摂取する際に注意したいポイント3つ

男性更年期障害の方は、お酒の量だけでなく飲み方も大切です。

ここからは、アルコールを摂取する際に注意したいポイントを3つ解説します。

  1. 昔と同じ量を飲み続けないこと
  2. 休肝日を設けること
  3. 寝酒をしないこと

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①昔と同じ量を飲み続けないこと

「年を重ねるとともに飲める量が減った」「二日酔いになりやすくなった」と感じる方も多いのではないでしょうか。

男性更年期障害の方がアルコールを摂取する際は、昔と同じ量を飲み続けないことが大切です。

年齢を重ねるほど、アルコールを分解する機能は低下していくと言われています。

代謝能力の低下はもちろん、体内の水分量が減って血中アルコール濃度が上がりやすくなるからです。

とくに、二日酔いはアルコールを代謝しきれていないサインです。飲んだ翌日に体調を崩しやすい方は、お酒の量を減らすようにしましょう。

②休肝日を設けること

適量であっても、毎日酒を飲み続けると肝臓に負担がかかってしまいます。休肝日を設けて、肝臓を休ませてあげましょう。

休肝日を設けることで、肝障害など、飲酒によるさまざまな病気のリスクが下がると言われています。

アルコール健康医学協会によると、肝臓を十分に休ませるためには、2~3日続けて飲んだら1日は休肝日を設けるのが理想とされています。

参考:アルコール健康医学協会|(第4条)つくろうよ 週に二日は休肝日

③寝酒をしないこと

寝酒(寝つきを良くするため就寝前にお酒を飲むこと)は厳禁です。

たしかに寝つきは良くなりますが、眠りが浅くなったり、中途覚醒(途中で目が醒めてしまうこと)によって睡眠の質が下がる恐れがあります。

睡眠の質が下がると、テストステロンの分泌量が減り、男性更年期障害が進行する可能性もあるため、注意が必要です。

成人男性の場合、適量のアルコールを代謝するのに3~4時間かかると言われています。そのため、飲酒は就寝の3~4時間前までとしましょう

「お酒を飲まないと眠れない」という方は、次のようなことを試してみてください。

  • 毎朝同じ時間に起き、日の光を浴びて体内時計をリセットする
  • 寝る前にスマホなどの電子機器を見ない
  • 寝る2時間ほど前に入浴を済ませる
  • 寝付けない時は一旦寝床を離れて、リラックスできることをする

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あすか製薬メディカルでは、少量の髪の毛・爪から男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。

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「テストステロン」は骨格、筋肉を強化するだけでなく

  • 生活習慣病の予防やアンチエイジング
  • 日々のバイタリティーやモチベーションを向上させる
  • 男性の生殖機能を向上させる

など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。

使い方は簡単3ステップ!

  1. 髪の毛もしくは爪を採取
  2. 採取した検体を袋に入れる
  3. ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ

3分ほどで簡単に完了します。

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※男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

男性更年期障害の原因とは

男性更年期障害(LOH症候群)は、血液中の男性ホルモン(テストステロン)が減少することで起こると考えられています。

テストステロンが減少する原因として、代表的なものが加齢です。

テストステロンは20代でピークを迎え、その後、加齢とともに徐々に減少します。

男女別・加齢と性ホルモン分泌の変化

一般的には、40代後半から症状を自覚する方が多いですが、60代や70代で発症する方もいて、個人差は大きいです。

また、定年後など環境が大きく変わったタイミングで、男性更年期障害を発症する方も多くいます。

男性更年期障害は、ストレスや毎日の過ごし方が原因で進行するケースも少なくありません。

テストステロンは社会性ホルモンとも呼ばれており、定年退職により社会との関わりが減ってしまうことや、生活が変わるストレスなどによって、テストステロンが急減してしまうのです。

他にも以下のような悪習慣がテストステロンを減少させ、男性更年期障害の原因になると言われています。

  • 肥満
  • 運動不足
  • 栄養の偏り
  • 過度の飲酒
  • タバコ

男性更年期障害の原因については、下記の記事で詳しく解説しています。

男性更年期障害を予防・改善するには?乗り越えるための対策5選

男性更年期障害を予防・改善するための対策を5つご紹介します。

  1. 適度な運動を習慣にする
  2. 睡眠をしっかり取る
  3. ストレスをためないようにする
  4. 新しいことにチャレンジする
  5. クリニックで治療を受ける

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①適度な運動を習慣にする

男性更年期障害を乗り越えるためには、適度な運動を習慣にすることから始めましょう。

適度な運動はテストステロンを増加させることが、多くの研究でわかっています。

軽いジョギングなどの有酸素運動でも十分効果は期待できますが、おすすめは筋トレです。

筋トレには「興奮」「緊張」「危険」といった、テストステロンの分泌されやすい条件が整っています。

ただし、オーバーワークは逆にテストステロンを減少させてしまうという研究もあるため、適度な負荷・頻度で行うことが大切です。

②睡眠をしっかり取る

男性更年期障害を予防・改善するためには、睡眠をしっかり取ることが大切です。

テストステロンは睡眠中にも分泌されているので、睡眠不足はテストステロンの減少や、男性更年期障害を悪化させる原因になる可能性があります。

5時間未満の睡眠を1週間続けることで、テストステロン値が10~15%低下したという研究結果も報告されています。

参考:Sleep loss lowers testosterone in healthy young men – UChicago Medicine

個人差はありますが、1日7時間程度は睡眠時間を確保するのが望ましいでしょう。睡眠の質を上げるためにも、寝酒や寝る前のスマホは厳禁です。

③ストレスをためないようにする

男性更年期障害を予防・改善するには、ストレスをためないこと、適度に発散することが大切です。

過度なストレスは、神経内分泌機構の機能低下に繋がり、テストステロンが減少する原因となる可能性があります。

とはいえ、現代社会でストレスをためないのはなかなか難しいです。

例えば、以下のような行動がストレス発散に良いと言われています。

  • 体を動かす(有酸素運動や筋トレ、スポーツなど)
  • 大きな声をだす(友人と会話する、カラオケなど)
  • 好きなものを食べる
  • しっかりと寝る
  • 趣味に没頭する

自分にあったストレス発散方法を探し、工夫してみましょう。

④新しいことにチャレンジする

新しいことにチャレンジし、チャレンジ精神を持つことは、男性更年期障害の予防・改善に繋がります。

テストステロンの分泌量は、メンタルの影響を大きく受けると考えられているからです。

毎日が同じことの繰り返しでつまらなく感じてしまう方は、何か新しいことを始めてみてはいかがでしょうか。

たとえば、以下のようなことです。

  • 未経験のスポーツを始めてみる
  • 登山やキャンプなどアウトドアの趣味を始める
  • 新しい人との出会いを見つける

年を重ねてもチャレンジする心を忘れず、ドキドキ、ワクワクするような毎日を過ごすことが健康にもつながります。

⑤クリニックで治療を受ける

男性更年期障害の症状が重い場合や、生活習慣を改善しても回復しない場合はクリニックに相談しましょう。

生活習慣の改善指導をはじめ、男性ホルモン補充療法や漢方薬を中心に治療を行います。

男性ホルモン補充療法とは、注射や外用薬などによって、定期的に男性ホルモンを補充する治療法のことです。

ただし副作用のリスクもあるため、選択するかは医師と要相談となります。

また、男性更年期障害は生活習慣が非常に重要です。治療を行うとしても、生活改善には努めましょう。

男性更年期障害についてのよくある質問

男性更年期障害について、よくある質問をまとめました。

Q. 男性更年期障害に効く食べ物やサプリはありますか?

テストステロンの分泌において重要と言われるタンパク質やコレステロール、亜鉛などの栄養を摂取しましょう。

栄養素役割多く含まれる食べ物
タンパク質筋肉や臓器、ホルモンを作る肉や魚、卵、乳製品など
コレステロールテストステロンの原料になる内臓系の肉、卵など
亜鉛性機能を正常化する牡蠣や豚レバーなど

亜鉛に関しては食事だけでは不足しやすいので、必要に応じてサプリメントも活用しましょう。

Q. 男性更年期障害に効く市販薬や漢方薬はありますか?

うつ症状や不安感に効果が期待できる「半夏厚朴湯」、イライラや不眠に効果が期待できる「桂枝加竜骨牡蛎湯」などは、市販でも買える漢方薬です。

服用することで、男性更年期障害の症状の緩和が期待できます。

漢方薬については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

Q. 男性更年期障害にはバナナが良いという噂は本当ですか?

バナナは、男性更年期障害によるイライラや睡眠不足、うつ症状などを緩和させる効果があると考えられています。

バナナに含まれる「トリプトファン」が、精神を安定する神経伝達物質「セロトニン」の生成を促すからです。

ただし食べ過ぎは肥満の原因になるため、1日1本程度が良いでしょう。

Q. 男性更年期障害に終わりのサインはありますか?

男性の更年期障害に終わりのサインはありません

女性の更年期障害は閉経のタイミングの5年前後(50歳前後)に起こりやすく、身体が慣れてきて症状が軽くなったら終わりのサインと言われています。

一方で男性の更年期障害は、40代以降いつでも起こる可能性があり、そのまま放置していても回復は難しいかもしれません。

男性更年期障害から回復するには、生活習慣の改善や、男性ホルモン補充療法などの治療を検討しましょう

Q. 男性更年期障害は何歳ぐらいからなりやすいですか?

40代以降になりやすいと言われています。ただし、テストステロン量が少ない場合、20〜30代で症状が出る可能性もあります。

一方、遅い場合は70代や80代になってから症状を訴える方もいるので、40代以降であればいつでも発症する可能性があると考えておきましょう。

なるべく早いうちから生活習慣を見直し、予防することが大切です。

まとめ

男性更年期障害の方でも、適量であればアルコールを摂取しても問題ありません。ただし、過剰摂取は厳禁です。

ビールならロング缶1本(500ml)、日本酒なら1合(180ml)程度が1日の目安になります。

休肝日を設け、寝酒はしないなど、飲み方に気をつけることも大切です。

お酒と上手に付き合いながら、男性更年期障害を乗り越えていきましょう。

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