フィナステリドは通販で買えるって本当?安全性や効果を解説

フィナステリドは通販で買える?
安全性や効果を解説

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#AGA #はげ #薄毛 #育毛

近年、フィナステリド錠を取り扱う医薬品の通販サイトが増えています。

通常よりも安く手軽に購入できることから「効果が同じなら通販を利用したい」と考える方は多いようです。

しかし、通販サイトはフィナステリド錠の正規購入ルートではありません。本来、医薬品を入手するには医師からの処方が必要になります。よって安全な治療という意味では医薬品の通販サイトを安易に利用するのは控えた方がいいでしょう。

この記事では、フィナステリド錠を通販で購入する危険性についてまとめました。

なお、自宅にいながら手軽にAGAリスクを知りたい方には「毛髪ホルモン量測定キット」の使用をおすすめします。

毛髪5〜10本でDHT(AGAの原因の1つである男性ホルモン)の値が測定でき、AGAリスクを4段階で評価します。

※あくまでリスクレベルを評価するもので、医師の診断に代わるものではありません。

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フィナステリドの通販・個人輸入は安全性が保証されていない

フィナステリド錠は本来、医療機関を受診し、医師の診察の上で処方されるお薬です。

通販サイトが取り扱うフィナステリド錠は海外から輸入したものがほとんどであり、日本未認可のものも含まれます。

日本未承認の医薬品は、医薬品としての安全性や有効性が保証されていないため、リスクが大きく、安易に手を出すべきではありません。

医薬品の個人輸入は厚生労働省が注意喚起している

通販サイトで販売されている医薬品は、法律を遵守して販売されている医薬品に比べて保健衛生上のリスクが高くなる傾向があります。

医薬品の検査基準は国によって異なることから、日本と同じレベルでの確認が行われていない可能性があるのです。医薬品の個人輸入について、厚生労働省は以下のように発表しています。

日本国内で正規に流通している医薬品、化粧品や医療機器などは、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安全性の確認がなされていますが、個人輸入される外国製品にそのような保証はありません。

品質等の確認が行われていない医薬品等は、期待する効果が得られなかったり、人体に有害な物質が含まれている場合があります。

参考:厚生労働省|医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

医薬品の通販や個人輸入はメリットよりもリスクが上回り、トラブルが起きた際に不利益を被るのも購入者自身となってしまうのです。

国が定める救済制度は受けられない

日本では、医薬品の使用によって健康被害が生じた場合の保障として「医薬品副作用救済制度」が受けられます。

医薬品副作用救済制度とは?
医薬品を正しく使用したにもかかわらず、重篤な副作用が生じた場合に医療費の給付を受けられる公的制度のこと。
死亡時には遺族年金や葬祭料も受け取れる。

救済制度が対象となるのは、国の認可を受けた医薬品および再生医療等製品に限定されます。通販や個人輸入で入手したフィナステリド錠は対象となりません

フィナステリドは薬局で買える?適切な買い方

フィナステリド錠は医療機関を受診した上で医師が処方するものであり、薬局やドラッグストアでは購入できません。

通販サイトで販売されている薄毛治療薬は、海外の医薬品メーカーが製造・販売しているものが大半です。効果や流通ルートは不明であり、本物かどうかもわかりません。

繰り返しとなりますが、フィナステリド錠は医療機関を受診しなければ購入できないお薬です。フィナステリド錠での治療を希望する方は、まず医療機関へ相談しましょう。

※国内承認薬を処方可能なオンラインクリニックは以下のページを参考にしてください。

フィナステリドの通販・個人輸入で起こりうる3つのリスク

医薬品の通販や個人輸入には次のリスクが潜んでいます。

  1. 健康被害が生じる可能性がある
  2. 偽造品を購入する可能性がある
  3. 副作用が起きた場合に適切な処置が受けられない

具体的な危険性も見ていきましょう。

リスク1.健康被害が生じる可能性がある

医薬品の通販や個人輸入によって、予期せぬ健康被害が生じた例は数多く報告されています。

日本未承認とはすなわち、有効性や安全性が確認されていない医薬品のことです。不衛生な場所で製造・管理された可能性は否定できず、有害な物質が含まれている恐れもあるでしょう。

また、海外で製造された医薬品は当然ながら説明書も外国語表記です。内容を正確に理解できず禁忌を見落としたり、用法容量を誤ったりする恐れもあります。

リスク2.偽造品を購入する可能性がある

WHOでは偽造医薬品の定義を以下のように定めています。

  • 表示された成分が含まれていない
  • 表示成分以外の有効成分が含まれている
  • 表⽰とは異なる起源の有効成分が含まれている
  • 表⽰量と異なっている(不純物の混⼊を含む)

通販や個人輸入で入手した医薬品は、必ずしも正規品とは限りません。

有効成分が含まれなければ、いくら服用を続けても薄毛は改善しないでしょう。反対に、有効成分が過剰に配合されていれば重大な副作用が認められる恐れがあります。

海外では日本以上に偽造医薬品の問題が深刻で、毎年多くの人が命を落としている国もあります。

インターネットの普及によって医薬品の購入は手軽になりましたが、未認可の医薬品を使用していい理由にはならないのです。

リスク3.副作用が起きた場合に適切な処置が受けられない

国の認可を受けた医薬品を適正に使用したにもかかわらず、重大な健康被害が生じた場合、国が定める救済制度が適用されます。(医薬品副作用被害救済制度

この制度では、入院治療を必要とする健康被害が生じた際の医療費や医療手当が給付されます。副作用によって死亡した場合も、遺族年金や遺族一時金が受け取れます。

ただし、この制度が適用されるのは「日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品を使用した場合のみ」です。つまり、未承認薬による健康被害の場合、本来ならば保険請求できる診察料や薬剤料が保険適用外となり、治療費を全額自己負担しなければならない可能性があるのです

通販・個人輸入の医薬品で起きた健康被害の例

勃起不全(ED)の治療薬を服用した男性が、服用後数時間後に死亡したという事例があります。

当時、ED治療薬はまだ日本で認可されていないお薬でした。男性には治療中の持病があったようですが、死亡との因果関係はわかっていません。

ダイエット目的と称される薬でも、死亡事故や重大な健康被害が報告されています。中には向精神薬が含まれるものもあり、使用が発覚すると罪に問われる恐れもあるでしょう。(向精神薬の個人輸入は法律で禁じられています)

参照元:
厚生労働省「模造医薬品による健康被害に対する注意喚起について(第2報)模造医薬品の分析の結果 シルデナフィル検出」
厚生労働省「個人輸入した未承認医薬品等の服用後に発生した健康被害事例について」

そもそもフィナステリドってどんな薬?DHTの産生をおさえ薄毛の進行を予防する

フィナステリド錠は、5αリダクターゼの阻害作用をもつ男性型脱毛症(AGA)の治療薬です。

5αリダクターゼとは?
人間の体内に存在する還元酵素の一種。テストステロンと結合するとDHT(AGA発症の原因ホルモン)に変換される。

5αリダクターゼのはたらきを阻害すれば、薄毛ホルモンDHTの産生も抑制されます。その結果抜け毛の増加を抑え、薄毛の進行を予防できるのです。

フィナステリド錠は男性ホルモンに作用するお薬なので、女性への投与はできません。また有効成分が経皮吸収されるため、妊娠中の女性(妊娠の可能性がある女性を含む)および授乳中の女性が錠剤に触れるのもNGです。

DHTの量から薄毛リスクがわかる「毛髪ホルモン量測定キット」とは

あなたのAGAリスクを髪の毛5〜10本で評価します!

AGAかどうか、またはAGAのリスクを知るには、毛髪内のDHT量が鍵となります。

あすか製薬メディカルが開発した「毛髪ホルモン量測定キット」は、毛髪内のDHT量からAGAリスクを把握することが可能です。

毛髪ホルモン量測定キットの使い方

  1. 3cm以上の毛髪を5〜10本採取する
  2. 採取した毛髪を台紙に貼り付け、返信用封筒に入れて送る
  3. 検査結果レポートがメールで届く(所要期間:2〜3週間ほど)

同キットのメリットの1つは、自宅にいながらAGAリスクを把握できる点です。人目を気にする必要もありません。

検査結果が医療機関の受診やセルフケアを行う目安になる

毛髪ホルモン量測定キットは、すでにAGA治療を受けている方もご使用いただけます。

DHTを下げる薬を服用している場合、薬の効果によりDHT量が低く出る場合があります。(治療前と治療後でDHT量の減少を確認できた方もいます

個人輸入の医薬品でDHT量が減少するかどうか知りたい方は、治療開始前と後で本キットをご使用いただくことをおすすめします。

なお、結果レポートではDHT量に加え、AGAによる薄毛リスクを4段階で評価するため、医療機関の受診やセルフケアを行う目安になります

薄毛で悩む男性は、AGA治療に興味はあっても医療機関を受診することに抵抗を感じる方が多いようです。同キットがあれば簡単にAGAリスクを把握でき、薄毛対策の選択肢も広がっていくでしょう。

※本キットはAGAのリスクレベルを評価するもので、医師の診断に代わるものではありません。治療は医師の診察・指導を優先してください。また個人輸入の医薬品が本物かどうかを判断するものではありません

フィナステリドの購入は通販ではなく医療機関へ相談を

AGA治療は長期戦なので、治療が長くなるとそれだけお薬代がかかります。

少しでも安く購入しようと通販サイトを利用する方がいるようですが、出どころのわからない医薬品にはリスクがつきものです。重大な副作用が生じても救済措置は受けられないため、安易に利用するのは控えるべきです。

薄毛のお悩みは、まず医療機関へ相談しましょう。「受診するのはちょっと…」という方には、自宅でAGAリスクが確認できる毛髪ホルモン量測定キットの使用もおすすめです。

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