フケの原因は乾燥?日頃からできる4つのフケ対策と予防法

フケの原因は乾燥?
日頃からできる4つのフケ対策と予防法

※本ページはプロモーションが含まれております

#AGA #はげ #薄毛 #育毛

フケとは、皮膚の老化により剥がれた古い角質のことです。

生活する上でフケが出るのは仕方ないことですが、正しい頭皮ケアと生活習慣によって改善できます。

今回はフケの原因を詳しく解説するとともに、正しいフケ対策やフケ予防に効果的な生活習慣をご紹介します。

なお、あすか製薬メディカルは5~10本※の毛髪でAGAリスク及びDHT(AGAの原因の1つである男性ホルモン)値がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を提供しています。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください。

あなたのAGAリスクを髪の毛5〜10本で評価します!

将来的な薄毛が心配な方、最近抜け毛が増えてきたと感じる方は、測定キットの活用をおすすめします。

※本検査キットは医師の診断に代わるものではありませんので、AGAが疑われる場合には医療機関にご相談ください。

もっと見る

フケとは|古くなった頭皮の角質が剥がれたもの

フケは頭皮からでる垢のようなものです。

皮膚にはターンオーバーと呼ばれる、1ヶ月程度で古い皮膚が生まれ変わるサイクルがあります。

このサイクルにより剥がれた「古い頭皮の角質」がフケです。

つまり誰にでも発生しますが、ターンオーバーが乱れると良くない特性のあるフケが発生します。

それが次の2種類です。

  • 脂性フケ
  • 乾性フケ

それぞれの特性について見ていきましょう。

脂性フケ乾性フケ
特徴・黄白色
・毛穴を覆うほどの大きさ
・水分量が多くベトベトしている
・頭皮や頭髪にはりつく
・白色
・パラパラとした粉のような大きさ
・水分量が少なくカサカサしている
・落ちやすく衣服に細かくはりつく
原因・過剰な皮脂の分泌による原因菌の増殖(原因菌:マラセチア菌)
・シャンプー剤などのすすぎ不足
・頭皮の乾燥
・過剰な洗髪
なりやすい人皮脂分泌が多い人乾燥肌の人
時期(季節)高温多湿な梅雨〜夏乾燥する秋〜冬
対策皮脂が残らないように丁寧に洗髪する必要な皮脂まで除去しないように洗髪する

共通する原因としては不規則な食生活や睡眠不足などの生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。

ここからは脂性フケ、乾性フケについてそれぞれ解説していきます。

①脂性のフケ

脂性のフケはサイズが大きく、ベトベトしていることが特徴です。粘り気があるため毛穴に詰まりやすく、抜け毛の原因にもなります

脂性のフケが発生する原因は、皮脂の過剰な分泌です。

皮脂の分泌量は性別によって差があり、男性のピークは10代〜60代で、女性は30代までです。男性のピーク期間が長いのは、男性ホルモンが大きく影響するからです。

また、皮脂分泌には季節も関係します。例えば夏の暑い時期に代謝が良くなると皮脂腺の活動も活発になり、皮脂の分泌量が増えます。

皮脂の分泌にともなって起こるのが、皮脂を餌とするフケの原因菌の異常増殖です。

この原因菌の異常増殖によってかゆみや炎症の元となる脂性のフケが発生します。

②乾性のフケ

乾性のフケはこまかくカサカサしているのが特徴です。頭皮の乾燥が原因で発生します。

皮脂の分泌が多いことが原因である脂性のフケに対し、皮脂の分泌が少ないことで発生するのが乾性のフケです。

皮脂が少なくなることでターンオーバーのサイクルが早まり、未熟なまま剥がれた角質が乾性のフケとなります。

なお、乾性のフケは頭皮が乾燥する秋から冬の時期に発生することが多いです。

乾燥肌の方も頭皮が乾燥しやすいため、乾性のフケができやすい状態であるといえます。

また、乾燥した頭皮はとても敏感なため、少しの刺激でも炎症を起こして、かゆみの原因にもなりますので注意しましょう。

頭皮のかゆみに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

フケはなぜ起きる?フケが発生する3つの要因

フケが発生する主な3つの要因を紹介します。

  1. 洗髪ですすぎ残されたシャンプー
  2. 頭皮の乾燥
  3. ストレス

①洗髪ですすぎ残されたシャンプー

シャンプーのすすぎ残しは脂性のフケが発生する要因になります。

洗髪ですすぎ残されたシャンプーは汚れとなり毛穴に溜まっていきます。

毛穴に溜まったシャンプーは時間が経つにつれて酸化していき、皮脂やホコリ、汚れ、ターンオーバーによって頭皮から剥がれた古い角質と合わさります。

その結果発生するのが、ベタベタとした大きい脂性のフケです。

また、シャンプーのすすぎ残しは酸化することで髪へのダメージや異臭の原因にもなるので注意しましょう。

つまり、正しくシャンプーをすすぐことが、脂性のフケとヘアダメージの防止に繋がるのです。

フケが出やすいシャンプーはある?

自身に合わないシャンプーを使用することで、フケが出ている可能性もあります。

洗浄力が強すぎて「乾性フケ」が出ている場合や、逆に皮脂が多いにも関わらず洗浄力の低いシャンプーを使用して「脂性のフケ」が出ている場合もあります。

フケや頭皮の状態によって、シャンプーを変えてみるとよいでしょう。

シャンプーの選び方については「4つのフケ対策と予防法|シャンプーを見直す」にて詳しく紹介しています。

②乾燥

頭皮の乾燥は、乾性のフケの要因になります。

乾燥肌の方は頭皮も乾燥しやすいので特に注意が必要です。

また、乾燥肌でなくてもドライヤーのあて過ぎで頭皮は乾燥します

乾燥した頭皮は、頭皮をバリアする皮脂が少ない状態です。皮脂のバリア機能が弱まることで、ターンオーバーのサイクルが早まり、未熟な角質が剥がれます。

その剥がれた角質が乾性のフケの主な原因となるのです。

また、乾燥した頭皮はとても過敏であり、少しの刺激でもかゆみの原因になります。

乾性のフケを防ぐためには洗髪後に正しくドライヤーを当てて、頭皮の乾燥を防ぐことが大切です。

③ストレス

ストレスは脂性のフケと乾性のフケの両方を発生させる要因となりえます。

ストレスによるホルモンバランスの崩れは、頭皮の皮脂やターンオーバーに異常を引き起こし、フケを発生させる要因になります。

さらに頭皮の血流を悪くするため、抜け毛のリスクも高まります

フケを防ぐためには生活習慣を正してストレスの軽減を行い、ホルモンバランスを正常に保つことが大切です。

抜け毛が気になる方に|まずは試したい毛髪ホルモン量測定キット

フケとともに抜け毛が気になる場合はホルモンバランスの乱れだけではなく、AGA(男性型脱毛症)のリスクがあることも考えられます

抜け毛が多く見られ始めたら一度自身のAGAリスクを測定してみることをおすすめします。

あすか製薬メディカルはジヒドロテストステロン(DHT)の量を測定できる「毛髪ホルモン量測定キット」を開発しました。

毛髪ホルモン量測定キットは、カットした髪の毛を送るだけでAGAリスク及びDHT値を調べられます。

クリニックを受診すべきか分からない、AGAになるリスクが知りたいという方の1つの指標となることでしょう。

※本検査キットは、医師の診断に代わるものではありません

【レポート例と臨床試験結果】

※臨床試験の結果に基づき評価しています

フケの原因となる頭皮に潜むカビを調査

人間の皮膚には「常在菌」と呼ばれる菌が存在しています。

常在菌は正常な皮膚にも存在しており、異常増殖をしなければ人体に害を与えることはありません。

この常在菌の一種である「癜風菌(でんぷうきん)」と呼ばれるカビが、フケを発生させる要因になります

癜風菌は皮脂を餌として増殖するため、過剰に皮脂が分泌されていると異常増殖します。

増殖した癜風菌は皮脂を必要以上に分解して、「脂肪酸」というターンオーバーのサイクルを早める物質を作り出します。

ターンオーバーが早まることで未熟な角質が剥がれ落ちて、フケの原因となります。そのため、この癜風菌の増殖を抑えることでフケ症状の改善が可能と言えるでしょう。

対策方法としては、正しいヘアケアや生活習慣の改善によって、癜風菌の餌となる皮脂を増やさないようにすることが挙げられます。

4つのフケ対策と予防法

本章では、日常生活の中で行える4つのフケ対策・予防法をご紹介します。

  1. シャンプーを見直す
  2. 洗髪方法を見直す
  3. 正しくヘアドライをする
  4. 頭皮マッサージを試してみる
  5. ビタミンB2,B6を意識した食生活を送る

それぞれの予防法について詳しく解説していきます。

①シャンプーを見直す

シャンプーの種類は主に下記3種類に分かれています。

  • アルコール系シャンプー
  • 石鹸系シャンプー
  • アミノ酸系シャンプー

アルコール系シャンプーと石鹸系シャンプーは洗浄力が強いため、必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。

アミノ酸系シャンプーは他の2種類よりも洗浄力が劣るものの、低刺激で髪の毛や頭皮に優しい成分で作られています。

そのため、頭皮トラブルがある場合は、低刺激性のアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

シャンプーを使わずにお湯だけで洗髪する湯シャンも一般的なものになりましたが、湯シャンの方法を誤るとトラブルの原因になるため、十分に注意してください。

フケ対策に効果のある成分

シャンプーの種類とあわせて、配合されている成分も確認してみましょう。

成分期待できる効果
グリチルリチン酸2K炎症やアレルギーを抑える
イソプロピルメチルフェノール頭皮の嫌な匂いを抑える
ピロクトンオラミン抗菌効果があり、殺菌・防腐作用がある
ミコナゾール硝酸塩フケやかゆみの原因菌の増殖を抑える
サリチル酸抗菌作用・防腐作用がある

ピロクトンオラミン、サリチル酸については殺菌・防腐作用が強いため、毎日使用せず、フケやかゆみが気になった場合にのみ使用するのがよいでしょう。

②洗髪方法を見直す

洗髪をする際、汚れを落とすため頭皮を強く洗う人も少なくはありません。しかし、強くこすることは皮膚が傷つく原因となり、トラブルにつながります。

正しい洗髪方法をこちらに記載しますので参考にしてください。

頭皮を傷つけない正しい洗髪方法

  1. シャンプーはいきなり頭皮につけず、手にとって泡立てます
  2. 指の腹を頭皮にあてて洗います。髪の毛を洗うというより、頭皮をマッサージするような感覚です
  3. 髪をすすぐ際、熱いお湯は頭皮を刺激してしまうため、ぬるま湯(約38度くらい)で3分ほどすすぎます

頭皮を優しく洗い、かつ長めにすすぐことがポイントです。

洗髪の回数が多すぎると必要な皮脂まで洗い流されてしまうため、洗髪は1日1回もしくは2日に1回程度が理想です。

③正しくヘアドライをする

近距離でのドライヤー使用や自然乾燥は髪の毛や頭皮を痛めるため、フケが発生する原因となります。

正しいヘアドライ方法を身につけて、フケ発生のリスクを減らしましょう。

正しいヘアドライ方法

  1. タオルドライで頭皮や根元の水分を拭きます
  2. ドライヤーは髪の毛から10cmほど離して使用します
  3. ドライヤーを振りながら頭皮や根元を乾かします
  4. 根元が8割ほど乾いたら毛先に向かって乾かしていきます

最終的に毛先が半分程度乾いている状態が理想です。

忙しいときは自然乾燥になりがちですが、頭皮を長時間濡れた状態で放置しているとフケの原因菌である癜風菌が繁殖します。

そのため、ドライヤーを使って乾燥させることが大切です。

④頭皮マッサージを試してみる

頭皮マッサージには頭皮の血行を促進し、頭皮環境を整える効果が期待できます。

頭皮マッサージの手順

  1. 指を開いて頭にのせ、指の腹で頭皮全体を押さえる
  2. 指圧しながら生え際から頭頂部にかけてなぞるように移動する
  3. 頭全体を移動しながら、リズミカルに軽く頭皮をはじく
  4. 両手のひらで側頭部をプッシュする

カサカサとした大きな乾性のフケが出ている方は、専用の保湿ローションなどを使用してマッサージするのも有効です。

頭皮マッサージのポイント

  • 爪を立てず指の腹で押すようにしましょう
  • 痛気持ちいい程度の力で指圧しましょう
  • じんわり圧をかけ、ゆっくり力をゆるめましょう

⑤ビタミンB2,B6を意識した食生活を送る

ビタミンB2とB6の不足は、フケが発生するリスクになります。

なぜなら、これらの栄養素が不足することでターンオーバーが乱れてしまい、フケが発生する原因となるからです。

ビタミンB2は皮脂のバランスを整え、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。

また、ビタミンB6は皮膚のターンオーバーのリズムを整える働きがあります。

どちらも食べ物から摂取できる栄養素なので、普段の食生活に積極的に取り入れてみてください。

ビタミンB2が多く含まれる食材

  • 豚レバー
  • 鶏レバー
  • 牛レバー
  • うなぎ
  • 牛乳

ビタミンB2は熱分解されにくいため、調理方法を意識する必要はありません。

ただし、茹でた場合はビタミンB2がお湯に流れ出るため、茹で汁も一緒に調理して摂取するとよいでしょう。

ビタミンB6が多く含まれる食材

  • カツオ
  • マグロ
  • サンマ
  • バナナ

ビタミンB6は熱分解されやすいため、なるべく火を使わずに調理することをおすすめします。

⑥規則的な睡眠周期でストレスをケアする

フケの原因となるストレスを緩和するためにも、良質な睡眠をとるようにしてください。

眠りにつく時間が不規則になることでストレスを感じ、ターンオーバーのサイクルが乱れることもフケの発生原因の一つです。

睡眠とストレスは深い関係があり、十分な睡眠時間を確保できている人はストレスを緩和させる能力が高いことが分かっています。

また、皮膚のバリア機能を保つホルモンは、睡眠中から明け方にかけて活発に分泌されています。

いずれにしても良質な睡眠は、頭皮環境を整えるために欠かせないのです。睡眠時間を確保し熟睡できるよう、生活リズムを整えましょう。

治らないフケ|何科にかかったらいいの?

フケ症状がひどい場合は皮膚科にかかりましょう。

フケは髪を触った時にパラパラ落ちる程度の軽度なものから、目立つほど大きいものまであります。

軽度なものでも放っておくと頭皮が炎症を起こし、かゆみをともなう皮膚トラブルの原因にもなります

また、他の病気が原因でフケが発生している可能性もあるので、まずは皮膚科にかかりましょう。

フケの予防には状態に合った対処が大切なので、皮膚科医に詳しく症状を伝えて適切な治療を受けましょう。

フケをともなう頭皮の病気をチェック

ここからはフケをともなう病気について解説していきます。

発生しやすいフケの種類病気名詳細
脂性のフケ脂漏性皮膚炎皮脂の分泌が多く、癜風菌により皮膚が炎症を起こす病気。
接触性皮膚炎皮膚に何か物が触れた時、アレルギー反応を示し、皮膚が炎症を起こす病気。
乾性のフケ乾燥性湿疹皮膚が乾燥し、ひび割れや赤い湿疹などが発生する病気。
乾癬ターンオーバーのサイクルが短くなり、未熟な角質が次々と剥がれ落ちる病気。
脂性・乾性の両方アトピー性皮膚炎皮膚のバリア機能の低下や外部のアレルギー反応によって炎症が起きる病気。
頭皮の水虫髪の毛が楕円形に抜けて表面にフケのような細かい鱗屑(りんせつ)が起きる病気。

これらの病気は生活習慣の改善だけで治ることは期待できないでしょう。

自分だけで解決しようとせずに、皮膚科などの専門医へ相談することをおすすめします。

フケにまつわるよくある質問

最後に、フケにまつわるよくある質問にお答えします。

Q.子供(中学生)のフケが多く悩んでいます。病院に行くべきですか?

洗髪時にシャンプーのすすぎ残しはないか、洗い方、乾かし方などを見直してください。

中学生は精神的にもデリケートな時期であり、多くの原因が考えられます。

まずは頭皮ケアや生活習慣を見直し、それでも改善されなければ皮膚科などの専門医へ相談してみることをおすすめします。

Q.大きいフケがよくできるのですが何が原因なのでしょうか?

大きいフケの主な原因は皮脂の過剰分泌とシャンプーのすすぎ残しです。

これらは日常的なヘアケアで予防できるため、すすぎ残しのないように日頃のケアを見直してみてください。

ただし、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎の場合など、皮膚の炎症がフケ発生の原因となっている可能性もあります。

ヘアケアを見直してもフケ症状が改善されない場合は、皮膚科などの専門医に相談してみることをおすすめします。

Q.どんなによく洗ってもフケが無限にでてきます。どうしたらよいでしょうか?

日頃の洗髪方法と使用しているシャンプーを見直してください。

  • 洗髪は1日1回にすること
  • 頭皮を優しくマッサージするような感覚で洗うこと
  • シャンプーは皮膚への刺激が弱いものを選ぶこと

の3点を心掛けたヘアケアを行いましょう。

症状が改善されない場合は、皮膚科などの専門医に相談してみることをおすすめします。

まとめ

フケは皮膚の正常なサイクルにおいて、どんな人にも発生するものです。

しかし、ストレスやターンオーバーの乱れ、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因により悪化する可能性があります。

フケ症状が悪化することで炎症を起こす、かゆみに悩まされるなど、さらに負のスパイラルに陥ることも。

フケを増やさないためには日々のヘアケアと生活習慣の見直しを第一優先に行いましょう。

まずはこの記事で紹介した対処法を実践することで、フケの発生リスクの低減が期待できますので、参考にしてみてください。

それでも改善されない場合や、明らかに炎症などが見られる場合は、皮膚科などの専門医へ相談してみることをおすすめします。

キットとメディアに関する問い合わせ窓口

ホルモン量測定キット問い合わせ窓口

◆【一般の方】

◆【クリニック・企業様(導入検討など)】

メディア掲載に関するお問合せ窓口