AGAとは?薄毛・抜け毛が進行する脱毛症の原因と3つの治療法
※本ページはプロモーションが含まれております
#AGA #はげ #薄毛 #育毛
「AGAって何?」
「AGAの原因やメカニズムが知りたい」
AGAは成人男性が発症する脱毛症のことで、男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」の量が発症に関係しているとされています。また、DHTを生成する要素は遺伝すると考えられているため、AGAも遺伝によって引き起こされる可能性があります。
AGAは進行性の脱毛症で、放置すると徐々に薄毛が進行していくため、早期の対策が大切です。
この記事では、以下の内容について解説しています。
- AGAの見分け方や進行パターン
- AGAの原因
- AGAを引き起こすメカニズム
- AGAの治療法
最近薄毛が気になっている方は、参考にしてください。
また、あすか製薬メディカルは5~10本※の毛髪でAGAリスクがわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を提供しています。
将来的なAGAリスク及びDHT値が気になる方は、ぜひ一度測定キットをお試しください。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください
もっと見る
AGAとは?進行性の男性型脱毛症
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性型脱毛症とも呼ばれています。
成人男性が発症する脱毛症で、徐々に薄毛・抜け毛が進行する疾患です。おでこの生え際か頭頂部、あるいはその両方の髪の毛が薄くなっていくのが特徴です。
AGAの発症にはさまざまな原因がありますが、中でも遺伝による影響も主な原因と考えられています。
年齢を重ねるごとにAGAを発症する可能性が高くなり、日本皮膚科学会によれば、50代の約40%はAGAを発症しています。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会ガイドライン
AGAは進行性の脱毛症のため、放置すると徐々に薄毛が進行していく可能性があります。
AGAの見分け方は?9つの進行パターン
Norwood O T. South Med J 1975; 68(11): 1359-1365より作図
AGAには合計9つの進行パターンがあります。
額の生え際から後退していくタイプと頭頂部から薄毛になるタイプ、その両方が同時に進行するタイプがあり、それぞれの進行度合いによって以下9つに分類されます。
I型 | 額の生え際がやや後退している状態。自覚することが少なく、他人からも気づかれにくい |
II型 | I型が進行している状態。前髪の生え際がM字型になりはじめる |
II Vertex型 | II型の状態に加えて、頭頂部もO型の薄毛が見られる状態 |
III型 | II型が進行している状態。生え際のM字がさらに深くなり、髪の毛のボリュームも少なくなる |
III Vertex型 | III型の状態に加えて、頭頂部もO型の薄毛が見られる状態 |
Ⅳ型 | 生え際が後退して頭頂部にO字型の薄毛ができる |
V型 | Ⅳ型が進行して生え際が頭頂部のあたりまで後退している状態。O字型の薄毛も大きくなる |
Ⅵ型 | 生え際が後退して頭頂部の薄毛とつながった状態。側頭部と後頭部にのみ髪の毛が残っている |
Ⅶ型 | Ⅵ型がさらに進行して側頭部の薄毛も進んでいる状態。後頭部の髪の毛も頭頂部に近い部分は薄くなっている |
AGAはこれら9つのパターンをもとに、現在どの程度AGAが進んでいるのか、またどのような治療が必要なのか医師が判断します。
AGA治療には医師の診断が必要です。薄毛が気になりはじめた方は、早めに専門医へ相談することをおすすめします。
AGAは進行型の脱毛症!5年後の毛髪量の変化
Kaufman K D et al. Eur J Dermatol 2002; 12(1): 38-49.より作図
AGAは進行性の脱毛症なので、ゆっくりと薄毛が進んでいき、何も対処しなければグラフのように毛量が減少する可能性が高い疾患です。
放置すると額の生え際がM字型になってきたり、頭頂部のつむじが広がったりする可能性があり、約5年経過すると多くの毛髪が失われ、薄毛が目立つようになります。
一度失われた髪の毛を生やすのは困難なため、AGAの進行を抑制するためには、早期対策が大切です。
AGAの原因は?毛髪中のDHT(ジヒドロテストステロン)量が関係
AGAの発症には、毛髪中のDHT(ジヒドロテストステロン)量が関係していると考えられています。
DHTとは、男性ホルモンの一種「テストステロン」と、男性らしい身体づくりに欠かせない酵素「5αリダクターゼ」が結合して生成される成分です。
AGAによって抜けた髪の毛にはDHTが多く含まれていることがわかっています。
DHTがヘアサイクルを乱し、本来2〜6年とされる髪の毛の成長期は数ヶ月に短縮されます。髪の毛が太く長く成長する前に抜けてしまうのが、AGAによる薄毛の仕組みです。
そのため、AGAを発症すると細く短い髪の毛が増えるようになります。
DHT量は主に遺伝によって決まると考えられているため、両親や祖父母などにAGAの人がいれば、その子孫もAGAを発症しやすいと言えます。
AGAの原因については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
ここまで、AGAの発症には毛髪内のDHT量が関係していることについて解説しました。
そこで、あすか製薬メディカルは5~10本※の毛髪で、AGAリスクがわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を開発しました。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください
毛髪内のDHT量を測ることができる検査キットで、毛髪を採取して送付することでAGAリスクを知ることができます。
毛髪ホルモン量測定キットを使用して髪の毛を送付後、約2〜3週間で検査結果レポートを指定のメールアドレスへ送付いたします。
検査結果レポートでは、ご自身のAGAリスク及びDHT値だけでなく、医療機関の受診やセルフケアのソリューションをご提案しています。
※本キットはAGAかどうかを診断するものではありません
【レポート例と臨床試験結果】
※臨床試験の結果に基づき評価しています
薄毛の親族がいる方をはじめ、将来的なAGAリスク及びDHT値が不安な方は、ぜひ一度「毛髪ホルモン量測定キット」をお試しください。
AGAのメカニズム|薄毛・抜け毛が発症するまでの流れ
AGAを発症し、薄毛・抜け毛が進行するまでの流れは次の通りです。
- テストステロンと5αリダクターゼが結合する
- DHT(ジヒドロテストステロン)が発生する
- 男性ホルモンレセプターがDHTをキャッチする
- 脱毛因子「TGF-β」が増加する
- TGF-βが毛乳頭細胞に退行期のシグナルを出す
AGA発症のきっかけはDHTの発生で、DHTはテストステロンと5αリダクターゼが結合することによって生成されるホルモンの一種です。
毛根にある毛乳頭細胞には、「男性ホルモンレセプター」と呼ばれる受容体が存在します。
DHTが男性ホルモンレセプターに取り込まれると、脱毛因子「TGF-β」が発生し、髪の毛を成長期から退行期へと移行させます。
それにより髪の毛は成長を妨げられ、太く長くなる前に抜けてしまうことで薄毛が進行するという仕組みです。
つまり、毛髪内のDHT量が多ければ脱毛因子が増加しやすく、薄毛を発症しやすいということになります。
薄毛・抜け毛が増えるのはなぜ?ヘアサイクルの乱れが原因
AGAによって薄毛・抜け毛が増えるのは、ヘアサイクル(毛周期)を乱すためです。
ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから抜けるまでの周期のことです。
通常、髪の毛は2〜6年の成長期を経て退行期へ移行し脱毛します。その後、3〜4ヶ月の休止期を経てまた新たな髪の毛が生えるといったサイクルです。
しかし、AGAを発症してTGF-βの作用が高まると、髪の毛は数ヶ月〜1年で成長期から退行期に移行するようになります。
また、ヘアサイクルの乱れは「異常脱毛」とも呼ばれ、AGAのほかに過度なストレスや生活習慣の乱れによって引き起こされることがあります。
AGAは治る?治療法は主に3種類
結論から言いますと、すでに進行しているAGAを完治させることは難しいかもしれません。しかし、対策により進行を抑えることは期待できるでしょう。
AGAの治療法は大きく以下の3種類に分けられます。まずは専門医に相談することをおすすめします。
- 投薬治療
- 植毛
- 注入薬による治療
中でも、特に一般的な治療法が投薬治療です。主に薄毛の進行を抑制する内服薬と、発毛を促す外用薬を使用してAGA治療を行います。どのような投薬治療を行うのかは、薄毛の進行具合や目指す毛量によって一人ひとり異なります。
自毛植毛といって、健康な髪の毛を薄毛部位に移植するのもAGA治療の一つです。
日本皮膚科学会においても、自毛植毛の生着率は8割と高いことを認められており、AGAの薄毛改善に効果が期待できるとされています。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会ガイドライン
また、皮下注射で有効成分を直接頭皮へ注入したり、成長因子を頭皮に注入したりして育毛を目指す治療法もあります。
ただし、注入薬による治療は髪の毛の再生を促す治療法で、AGAの原因であるDHTを抑制するものではないため、投薬治療によるAGA治療が一般的です。
AGA治療の流れ
AGA治療の流れは次の通りです。
- 専門のクリニック・病院を受診
- カウンセリング
- 医師による診察、血液検査
- 治療薬の処方
- 月に1回程度の定期検診
AGA治療は専門のクリニックや病院の受診が必要です。医師が問診や視診を通してAGAかどうか診断し、治療計画を立てていきます。
具体的な治療の流れはクリニックや病院によって異なりますが、処方された薬を服用し、定期的な経過観察により効果や副作用をみながら治療方針を見直していく流れが一般的です。
AGAの治療期間
AGAの治療期間には個人差がありますが、約6ヶ月〜1年かかるとされています。早い方であれば、3ヶ月程度で薄毛改善の効果を実感することもあります。
ただし、AGA治療は薄毛改善の効果を実感したら終わりではありません。投薬治療を途中でやめてしまうと、AGAが再発してまた薄毛が進行する可能性があります。
そのため、AGAの治療は定期的に医師の診察を受けて、改善状況に合わせて治療薬の量や種類を調整しながら継続していくことが重要です。
また、AGAの治療開始の時期が遅れると、治療期間が長くなる可能性があります。ヘアサイクルが寿命を迎える前に、早めに専門医に相談することをおすすめします。
AGA治療の費用相場
AGA治療の費用は、月額15,000〜30,000円が相場とされています。
AGA治療にかかる費用の内訳は次の通りです。
内訳 | 料金相場 |
初診料・再診療 | 無料〜5,000円 |
検査料(1回) | 5,000〜10,000円 |
薬代(1ヶ月) | 5,000円〜15,000円 |
※あくまでも相場ですので全ての医療機関での料金がこの範囲に収まっていること示しているわけではありません。治療の際の目安と捉えてください。
AGA治療は保険適応外です。
全て自費診療となるため、詳細な料金はクリニックや病院によって異なります。初診料・再診療がともに無料のクリニックがあるほか、検査を無料で行っている医院もあります。
AGA治療にかかる費用の多くは薬代です。AGA治療薬には数種類あり、AGAの進行具合によって処方される治療薬とその料金が異なります。
また、そのほかにも育毛シャンプーやサプリメントの使用を治療の一環として取り入れているクリニックであれば、別途費用がかかることがあります。
費用や治療については各医療機関のホームページ等にてご確認ください。
AGAは20代〜30代で早めの対策が肝心
AGAは早めに対策することをおすすめします。
AGAは、毛周期を短縮させてしまう疾患です。本来2〜6年とされる髪の毛の成長期は、AGAによって数ヶ月に短縮されてしまいます。
人間の細胞は決められた回数しか再生することができず、毛周期も同様に一定回数しか発毛と脱毛を繰り返すことができません。
つまり、AGAを長期間放置すれば毛周期の回数を通常より多く消費してしまうことになります。
AGAの治療が遅れれば遅れるほど、新たに生えてくる髪の毛が少なくなっていくため、早期に対策を行いヘアサイクルの寿命を延ばすことが抜け毛抑制のポイントになります。
20代〜30代でも気になる方は早めに専門医に相談することをおすすめします。
AGAに関するよくある質問
ここからは、AGAに関するよくある質問について回答していきます。
Q.AGAは女性も発症することはありますか?
女性もAGAに似た脱毛症を発症する可能性があります。
女性型の脱毛症は「FAGA」「FPHL」(女性男性型脱毛症)などと呼ばれます。
AGAとはやや異なり、頭頂部や前頭部など局所的な脱毛が起こるのではなく、頭部全体で薄くなっていくことが特徴です。主に40代〜50代の壮年期に発症することが多く、まれに20代の女性が発症するケースもあります。
FAGAの原因はAGAと同様、ホルモンが関係していると考えられていますが、明確な原因はまだ明らかになっていません。
Q.AGAに育毛剤や発毛剤は効果がありますか?
育毛剤は髪の毛の成長を促す効果が期待できます。
育毛剤は頭皮の血行を促進し、頭皮や髪の毛に栄養を行き届きやすくする作用があります。
育毛剤で頭皮環境を整えることによって、今生えている髪の毛の脱毛を抑制したり、頭皮トラブルを予防できる可能性があります。
日本皮膚科学会のガイドラインにおいても、市販の育毛剤によって軽度以上改善した人が全体の3割以上と、その有用性が示されています。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会ガイドライン
なお、AGA治療薬として処方されている以外の、市販発毛剤に関しては効果を示す研究結果がないため、髪の毛の発毛効果はあまり期待できないと言えるかもしれません。
Q.20代と30代でAGAの発症リスクはどれくらい変わりますか?
AGAの発症リスクは年齢を重ねるごとに高まります。
日本皮膚科学会のガイドラインでは20代のAGA発症率は約10%、30代で約20%としており、30代は20代と比べて10%ほど発症リスクが高いです。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会ガイドライン
30代になると、20代の時と比べてAGAの発症リスクが2倍になるため、より早めのAGA対策が大切と言えます。
まとめ:今すぐAGAリスクをチェックしよう
AGAとは、成人男性が発症する脱毛症のことで、徐々に薄毛・抜け毛が進行する疾患です。主におでこの生え際か頭頂部、あるいはその両方の髪の毛が薄くなっていくことが特徴です。
AGAを発症する仕組みは次のようになっています。
- テストステロンと5αリダクターゼが結合する
- DHT(ジヒドロテストステロン)が発生する
- 男性ホルモンレセプターがDHTをキャッチする
- 脱毛因子「TGF-β」が増加する
- TGF-βが毛乳頭細胞に退行期のシグナルを出す
毛髪内のDHT量が多い人はAGAに発症する可能性があり、将来的な薄毛を防ぐためにも早期の対策が大切です。
あすか製薬メディカルは、毛髪内のDHT量を測ることでAGAリスクがわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を開発しました。
5~10本の毛髪を採取して送付することで、AGAのリスク及びDHT値レベルを把握できる検査キットです。
※医師の診断に代わるものではありませんので、AGAが疑われる場合には医療機関にご相談ください
薄毛やAGAが心配な方は、ぜひ一度「毛髪ホルモン量測定キット」をお試しください。
テストステロン
コルチゾール
メンズヘルスケア
ED
PMS
更年期