★ストレスと抜け毛は関係ない?抜け毛の特徴から症状・対策を見極めよう

ストレスと抜け毛は関係ない?
特徴から症状と対策を見極めよう

「ストレスと抜け毛って関係あるの?」
「最近抜け毛が増えた」

結論から言うと、ストレスが溜まれば抜け毛に影響すると考えられます。

この記事では、以下の内容について解説しています。

抜け毛が気になっている方や対策方法について知りたい方はぜひ参考にしてください。

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※本検査キットは医師の診断に代わるものではありませんので、AGAが疑われる場合には医療機関にご相談ください。


※本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。

この記事を書いた人

みんなのホルモン研究所

編集部

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この記事の監修医師

山本 和幸(やまもと かずゆき)

AGAメディカルクリニック千里中央院

山本 和幸(やまもと かずゆき)

これまで薄毛のお悩みを抱える1000人以上(2021年8月〜2023年3月時点)の患者を診察。
薄毛治療に加えてメディカルダイエットなどの患者様の自己実現に向けてのトータルケアも実施しています。

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ストレスと抜け毛の関係|ストレスは毛髪の成長に悪影響を与える可能性あり

ストレスと抜け毛の関係

ストレスを溜めると抜け毛につながると不安になっている方は多いかと思います。

ストレスと抜け毛に直接的な因果関係はありませんが、少なからず影響すると考えられています。

ストレスが蓄積すれば、自律神経のバランスが崩れて血流が悪くなり、髪の毛の成長に悪影響を与える可能性があるからです。

特に過度なストレスは円形脱毛症などの脱毛症を引き起こす要因とされています。

抜け毛を防ぐためには、適度な運動を行ったり、健康的な生活習慣を送ったりして、ストレスを解消することが大切です。

ストレスが異常脱毛を引き起こしている際の3つのサイン

ストレスが異常脱毛を引き起こしている際の3つのサイン

頭皮に以下のような変化が起きている場合、ストレスが異常脱毛を引き起こしている可能性があります。

  1. 抜け毛の本数が1日100本以上
  2. 毛根が小さい・形がいびつ
  3. 細く短い髪ばかり抜ける

ここからは、それぞれの詳細について解説していきます。

サイン①抜け毛の本数が1日100本以上

抜け毛の本数が1日100本以上

抜け毛の本数が多い場合、ストレスによる異常脱毛の可能性が考えられます。

1日に抜ける髪の毛の本数は50本〜100本とされており、普段より抜け毛が増えたと感じる場合、異常脱毛の可能性があります。

たとえば、排水溝に髪の毛が多く溜まったり、枕に髪の毛がたくさんついていたりするようなら抜け毛が多い状態と言えます。

抜け毛が多いと感じたら、ストレスによる異常脱毛のサインかもしれません。

サイン②毛根が小さい・形がいびつ

毛根が小さい・形がいびつ

抜けた髪の毛の毛根が小さい場合や、形がいびつな場合、異常脱毛の可能性があります。

自然脱毛によって抜けた髪の毛は、マッチ棒のように丸みをおびた形をしており、根本の方は白っぽい色をしています。

しかし、全体的に色が白い場合や、毛根が小さい・丸みがない、また形にくびれがない場合は異常脱毛による抜け毛かもしれません。

抜け毛の量に違和感を感じる場合は、毛根の状態にも注目してみましょう。

サイン③細く短い髪ばかり抜ける

細く短い髪ばかり抜ける

細く短い髪の毛ばかり抜ける場合も異常脱毛が考えられます。

通常のサイクルで抜け落ちる髪の毛には太さやハリがあります。しかし、異常脱毛で抜けるのは成長途中の髪の毛です。

抜けた髪の毛が細く短い場合は、ストレスによる異常脱毛のサインかもしれません。

ストレスが原因で発症・進行する3つの抜け毛症状

ストレスが原因で発症・進行する3つの抜け毛症状

ストレスが原因で発症・進行する抜け毛症状には以下の3つが考えられます。

  • 休止期脱毛
  • 円形脱毛症
  • AGA

ここからは、それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。

症状①休止期脱毛

休止期脱毛

休止期脱毛とは、ヘアサイクルが乱れて多くの髪の毛が休止期を迎え、抜け毛が発生する症状のことです。

髪の毛は日常的に抜けたり生えたりを繰り返していますが、通常のヘアサイクルであれば大量の髪の毛が急に抜けるようなことはありません。

しかしヘアサイクルが乱れると、成長期の髪の毛が一斉に休止期を迎えることがあります。

抜け毛が増える一方で、新しい髪の毛が生えにくくなるので、徐々に薄毛が進行していきます。

休止期脱毛はストレスの他にも、栄養不足なども原因として考えられます。

さまざまな原因が重なることによって急に発症することが多く、休止期脱毛を未然に防ぐことは難しいです。

ストレスや栄養不足など、考えられる原因を取り除くことで脱毛の改善が期待できます。

症状②円形脱毛症

円形脱毛症

円形脱毛症は、髪の毛が円形に抜ける脱毛症のことです。

頭部の一箇所だけが脱毛するケースが一般的ですが、一箇所だけでなく頭部の複数箇所で円形脱毛症を発症するケースもあります。

重症化すれば、頭部において全体的に髪の毛が抜ける可能性もあります。

円形脱毛症の明確な原因は明らかになっていませんが、精神的なストレスは円形脱毛症の原因の一つとして考えられています。

強いストレスを長期間にわたって受け続けると、血管が収縮したり頭部への血流が悪くなったりして、栄養が毛根へ行き届かず、脱毛が引き起こされる仕組みです。

円形脱毛症を改善するためには、まずはストレスを溜め込まない生活を送ることが大切です。

症状③AGA

AGA

AGA(男性型脱毛症)は、成人男性が発症する進行性の脱毛症です。

額の生え際や頭頂部の髪の毛のどちらか一方、または両方が抜けて薄くなっていくことが特徴です。

AGAの原因は、主に遺伝や加齢によるものと考えられています。ストレスのみがAGAを引き起こすことは少ないとされていますが、症状を進行させたり、AGA治療を妨げたりする可能性があります。

AGAを発症した人が強いストレスを長期にわたって溜め込めば、AGAの進行を早めてしまいかねません。

そのため、AGAによる脱毛を改善するためには、ストレスを発散させることも大切です。

なお、女性の薄毛のことを「FAGA」とも言います。

コロナ禍で抜け毛に悩む人が増えている?

アメリカの皮膚科医デンディ・エンゲルマン医師は、コロナ禍でニューヨーク市に外出禁止令が発令されてから、4~6週間後に脱毛症患者数が増加したと報告しています。

エンゲルマン医師によれば、担当した患者のほとんどが「高熱や情緒的・身体的ストレス」により、髪密度の50%以上に相当する毛髪が失われたとのことです。

このことから、コロナ禍における生活面の変化や外出自粛によって強いストレスを感じ、多くの人が抜け毛を発症した可能性があると考えられます。

参照:More People Are Losing Their Hair This Year Than Ever Before — Here’s Why|yahoo money

ストレスによる抜け毛を防ぐ5つの対策

ストレスによる抜け毛を防ぐ5つの対策

ここまで、ストレスが原因で脱毛症を発症することや、抜け毛が増える原因について解説してきました。

ストレスによる抜け毛を防ぐ対策には、大きく以下の5つがあります。

  1. ストレスを発散する
  2. 生活習慣を見直す
  3. 食生活を見直す
  4. 正しいヘアケアを行う
  5. 専門医に相談し、AGA治療を受ける

ここからは、それぞれの詳細について解説していきます。

対策①ストレスを発散する

ストレスを発散する

まずはストレスを発散することが大切です。手軽にできるストレス解消法には以下のものがあります。

  • 人とコミュニケーションを取る
  • 運動する
  • 映画鑑賞や読書で気分転換する
  • 深呼吸する
  • 日光浴をする

自分の悩みを人に話したり、コミュニケーションを取ったりすることで、もやもやとした気持ちを解消することができます。適度な運動で身体を動かせば、気分もスッキリします。

笑う・泣くといった行為はストレスを和らげるのに有効です。映画や読書で気分を変えるのもよいでしょう。

また、深呼吸や日光浴をすることで、気持ちが落ち着いてストレスの解消にもつながります。

対策②生活習慣を見直す

生活習慣を見直す

抜け毛を防ぐために生活習慣を見直すのも有効な手段の一つです。

見直すべき生活習慣には主に以下のものがあります。

  • 適度な運動をする
  • 十分な睡眠を取る

適度な運動をすることで、ストレス解消が見込め、正常なヘアサイクルへの移行が期待できます。

また、十分な睡眠を取ることで、疲労を回復させることができます。

睡眠時間の不足はホルモンバランスの乱れやストレスの原因にもなり得ます。睡眠時間を確保して質の良い睡眠を取りましょう。

対策③食生活を見直す

食生活を見直す

栄養バランスの偏りは、ヘアサイクルの乱れにつながる可能性があります。

特に、髪の成長に必要とされるタンパク質や亜鉛、ビタミンなどの栄養素が不足すると髪の毛の成長が妨げられ、脱毛につながると考えられます。

栄養バランスの整った食生活に加え、運動や睡眠など規則正しい生活を送ることで、食事で摂取した栄養を頭皮や髪の毛へ行き届かせることが期待できます。

また、食事だけで十分な栄養を摂取しきれない場合はサプリを活用するのも一つの手段です。

対策④正しいヘアケアを行う

正しいヘアケアを行う

誤ったヘアケアを続けると、頭皮環境が悪化し髪の毛が育ちにくい状態になることも。

抜け毛を改善するためには、髪の毛や頭皮を清潔に保つことが大切です。

毎日丁寧にシャンプーをし、頭皮マッサージを行うことで血行をよくすることができます。血行がよくなれば、必要な栄養素をきちんと髪の毛に行き届かせやすくなります。

シャンプーは1日1回にして、シャンプー後はしっかりと髪の毛を乾かすなど、正しいヘアケアを行いましょう。

対策⑤専門医に相談し、AGA治療を受ける

専門医に相談し、AGA治療を受ける

AGAによる脱毛症の場合は、専門医に相談し、AGA治療を検討しましょう。

AGAの治療法は主に以下の4つです。

  • 内服薬
  • 外用薬
  • 注入薬
  • 植毛

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、内服薬および外用薬によるAGA治療が推奨されています。

参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会

内服薬とは、AGAの進行を抑制して、今の髪の毛を維持するための薬のことです。外用薬は発毛を促す治療薬を頭皮に塗布することで薄毛の改善を目指します。

AGA治療はAGAクリニック・皮膚科で受けられるので、薄毛が心配な方はクリニックを受診しましょう。

まとめ

過剰なストレスは抜け毛を引き起こす可能性がある

過剰なストレスは抜け毛を引き起こす可能性があります。

次の項目に当てはまる方は、ストレスが異常脱毛を引き起こしているサインかもしれません。

  • 抜け毛の本数が1日100本以上
  • 毛根が小さい・形がいびつ
  • 細く短い髪ばかり抜ける

最近抜け毛が増えたと感じる方は、異常脱毛の可能性があります。ストレスを発散したり、生活習慣を見直したりして、正常なヘアサイクルを作りましょう。

あすか製薬メディカルは、5~10本の髪の毛でAGAリスク及びDHT値がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を開発しました。

AGAによって脱毛が進行している場合はストレス解消だけでは改善が見込まれないので、抜け毛が気になる方は一度毛髪ホルモン量測定キットをお試しください。

あなたのAGAリスクを髪の毛5〜10本で評価します!

※3cm以上の髪の毛を5本以上。長さが足りない場合は10本以上切ってください。

本検査は、あくまで将来のAGAリスク及び毛髪内のDHT値を把握するもので、医師の診断に代わるものではありませんのでご留意ください。

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